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平成２６年度
当初予算　一般事業（公共事業以外）　　一般事業要求 　　　　　支出科目　 款：農林水産業費　項：林業費　目：林業振興費
事業名：

よみがえれ弓ヶ浜！白砂青松アダプトプログラム

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農林水産部　西部農林局　農林業振興課林業振興室　　

電話番号：0859-31-9677  E-mail：seibu_nourin@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)		 正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算要求額 7,780千円 1,548千円 9,328千円 0.2人 0.0人 0.0人
25年度当初予算額 6,250千円 1,589千円 7,839千円 0.2人 0.0人 2.0人

事業費

要求額：7,780千円 　（前年度予算額 6,250千円）　　財源：単県、国１／２　

事業内容

１　事業概要


    ・国道４３１号沿線の弓ヶ浜松林は、Ｈ２２末からＨ２３始にかけての豪雪で大きな被害を受け、Ｈ２３年の復活プロジェクトを経て、平成２４年度からは、従来からのボランティア活動である「弓ヶ浜マツ守り隊」をリニューアルした取組として、松林をアダプトし、里親である「弓ヶ浜白砂青松そだて隊」（以下「そだて隊」という。）による長期に渡る保育等の管理が行われている。
    ・そだて隊は地域の自治会や企業等３０団体で活動を開始し、２年目となる平成２５年度は新規２団体を加え、合計３２団体で白砂青松の復活に向けた活動を実施している。
    ・今後は、長期に渡るそだて隊の活動をサポートするために、各団体からの要望を聞きとり、事業内容へ反映させていくことで、自主的な取組を支援していく。
    （１）対象地域　　Ｒ431沿いの県有松林など約25ha
    （２）区画数 　　 ２５区画（３２団体で管理）
    （３）主な作業　　林内の草刈り、清掃、植栽など

２　事業の見直し概要


（１）区画数の見直し
・ボランティア活動（＠100千円）
　　１０区画→１５区画　　　　　　　　　　　500千円増
・ボランティア・プラス活動（＠250千円）
　　１５区画→１０区画　　　　　　　　　　1,250千円減

（２）植栽への支援（新規要望）
・ボランティア活動（実費部分）　
　　１５区画×＠80千円　　 　　　　　　1,200千円増

（３）委託料(刈払経費)　　　　　 　 500千円増

　　　　　　　　　　　　　　 （全体で事業費950千円増）

３　事業の背景

（背景）
1)弓ヶ浜松林は国道431号沿線にあり飛砂防備等の生活環境を保全する重要な松林である上、「日本の白砂青松１００選」に選定されるなど、西部地区の重要な観光資源として大切にされている。

2)H20年に結成された「弓ヶ浜のマツ守り隊」では、これまで松くい虫被害木の伐倒、抵抗性マツの植栽、林内清掃、パトロール活動が実施されてきた。

3)H22年末からH23年始の豪雪により大きな損傷を受けたことから、国庫事業等による復旧を実施しているほか、地元及び県外からのボランティア（延約800人）による雪害木撤去や植栽作業が行われるなど、白砂青松復活を後押しする気運が高まった。

4)今後長期間にわたり必要となる松林の保育等の管理を継続的に実施するため、地元ボランティアと県との協働の取り組みとして「白砂青松アダプトプログラム」を実施。

（参考）
弓ヶ浜マツ守り隊
　弓ヶ浜松林の保全について、県との連携への呼びかけに賛同した地元集落により平成20年度結成された。松林が果たしている役割について理解を深めることや松くい虫被害防止に対する意識の向上をはかり、弓ヶ浜松林の保全意識を普及啓発するため、弓ヶ浜松林で清掃活動や保全活動を実施。

４　事業内容及び所要経費

事業区分
内容
所要経費
　（千円）
ﾎﾞﾗﾝﾃｨｱ
〈定額部分〉

〈実費部分〉
　植栽

ﾎﾞﾗﾝﾃｨｱ･ﾌﾟﾗｽ

委託料
＠100千円/区画×15区画

＠80千円/区画×15区画


＠250千円/区画×10区画


看板設置・貼替

刈払

枝条搬出　　
　
1,500

1,200


2,500


291

　　1,269

440
　
計
　
7,200

５　事業実施期間

平成２４年度〜平成２８年度（第1期　５年間）

これまでの取組と成果

これまでの取組状況


・平成２４年度
　公募により決定したそだて隊３０団体により自主的な活動が開始され、弓ヶ浜松林内での活動人数は延べ3，545人にのぼった。

・平成２５年度
　新規２団体を加えた合計３２団体により継続的な松林の保全活動等が実施されている。
　また、西部地区で開催された全国植樹祭前には、通常の活動に加えて植樹祭応援美化活動を行うなど活発な取組みが行われている。

これまでの取組に対する評価

・林内の草刈や清掃活動、及びパトロール等を実施することで、弓ヶ浜松林の保全意識の普及啓発が進むと共に、景観の保全が図られる。
・県民の保健休養や環境教育の場など、県民財産としての活用促進が図られる。
・松くい虫の被害で伐採された区域への植栽が実施され、飛砂防備等の生活環境を守る重要な松林が保全されている。
・鳥取県が進めている環境保全活動に取り組む県民運動「とっとりグリーンウェーブ」において一翼を担うボランティア活動であり、その波及効果は地域へと広がりを見せている。

工程表との関連

関連する政策内容

多様な森林づくりの推進

関連する政策目標

アダプトプログラム等による森林づくりの推進





要求額の財源内訳(単位：千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 6,250 772 0 0 0 0 0 0 5,478
要求額 7,780 810 0 0 0 0 0 0 6,970


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