これまでの取組と成果
これまでの取組状況
○企業誘致班の活動実績
県外本部に企業誘致担当の非常勤を配置し、県職員とともに精力的に県外の企業訪問を行っており、誘致案件の掘り起こしに努めている。
*H22企業訪問件数
815件(東京本部)、356件(名古屋本部)、573件(関西本部)
○県外企業の誘致実績
H25年度:5件
H24年度:15件
H23年度:11件
H22年度:5件
H21年度:5件
H20年度:4件
H19年度:4件
H18年度:8件
H17年度:8件
※H25年度は10月末時点
○コンタクトセンターの実績
平成17年度からコンタクトセンターを設置し、コミュニケーション能力に長けた人材による企業へのアポイント業務、企業の情報収集及び分析を行っている。
コンタクトセンターの設置により、アポイント業務と企業訪問の役割分担を明確にできるため、効率的な企業誘致体制を構築している。
*アポイント件数
H25年度: 74件(82%)
H24年度: 58件(93%)
H23年度:206件(90%)
H22年度:368件(84%)
H21年度:186社(66%)
H20年度:186社(81%)
H19年度:382社(72%)
H18年度:1,017社(77%)
H17年度:232社(68%)
※H25は10月末時点 ※( )の数字は成功率
○企業誘致貢献者表彰制度
企業立地活動に当たっては、県外本部、総合事務所、企業局、他部局等と連携をとりながら積極的な誘致活動に取り組んでいるところであるが、新規立地計画情報の早期段階での収集が必要であることから、情報源の拡大を目的として、当制度を平成20年度に創設した。
制度の開始に当たっては、関係機関に周知し、広報課によるお知らせ広報によるPRを行ってきているが、その結果、平成20年度末に1件の情報提供があり、進出協定の締結に繋がったことから、平成21年度及び平成24年度、平成25年度に情報提供者の知事表彰を行った。
○企業情報の収集
企業情報の取得については、企業訪問やトップとの面談に必要な情報であるため、インターネットの活用とともにより詳細な情報として日常的に取得、活用している。
○空工場の調査
平成21年度に、企業からの問い合わせの多い県内の空工場の情報について、専門業者に委託して調査を行い、データベース化を行った。
○企業立地体制
企業立地推進本部による企業立地活動の全庁的な取組みを行い、県外本部、県民局、企業局、他部局との連携をとりながら誘致活動に取り組んでいる。
平成20年1月の本部立ち上げ以来、今年10月までで31回開催している。
これまでの取組に対する評価
○企業誘致活動について
企業立地推進室担当が、県外本部、各総合事務所、関係機関と連携を取り、誘致活動を行った結果、今年度5件の企業誘致件数となった。10年間で最も件数の多かった平成23年度の11件を10月末時点で達成した。
○コンタクトセンターについて
通常、企業へのアポイントは最初に失敗すると、当分の間はアポイントを取ることはできないため、経験の少ない県職員だと成功率が低くなる状況にある。誘致担当のマンパワーが不足している中で、集中的な情報収集とアポイント業務を行っているため、アポイント件数及びその成功率は非常に高いものとなっているため、コンタクトセンターの設置は企業訪問活動において非常に有効なものと言える。
○企業誘致貢献者表彰制度
本県への企業立地を促進するためには、新規立地の可能性がある企業の情報をいち早く収集し、企業訪問等の誘致活動に繋げることが重要である。
このような中で、情報収集の網を拡げる意味でこの表彰制度は大きな武器の一つとなっており、今後も企業の進出情報の収集については、積極的な企業訪問活動や金融機関等との連携などと併せてにより情報収集を行っていくこととする。
○企業情報の収集
企業情報については、企業訪問等の際に必要となるものであるが、民間の調査会社から情報を取得することにより、インターネットのホームページ等から探すより、手軽で詳細な情報が手に入る。
取得した企業情報には、面談の際に活用することで、効果的な企業訪問ができている。
また、企業の評価、営業成績など通常では取得できない情報もありため、補助金の認定などで有効な資料として活用している。