1 公図、測量図、設計図、道路台帳図等の読解力と現地との照合力
○専門的知見と豊かな経験
・通常は構造物が立会の目安となるが、土木施設構造物が土中に埋設されているケースなど一見しただけでは境界が判断できないケースも多い
→土木施設の基本的な構造基準を知らないと判断できない
・申請にかかる境界立会については、多くは経験豊富で専門的知識を有する土地家屋調査士が立会相手となる
→対等に渡り合うには、調査士と相応の知識や経験が必要
○公図等と現地が相違する場合や測量図等がない場合の判断力
・通常境界の判断材料となる公図等で判断できない場合、都市計画図、建築確認申請図面、建物表示登記等あらゆる資料を参考に適正な判断に努める
2 相手を説得する力
○相手と意見が反する場合、必要に応じて説明用資料(民地と官地(土木施設) の関係を図示した平面図、断面図等)を作成し、相手の理解を得る
3 事務処理能力
○境界立会の結果は、公図、写真を中心に、必要に応じて土木施設の構造図面(横断図、平面図等)を添付し、報告書としてまとめ上げる
【所要経費】 2,468千円
(内訳)
・非常勤職員報酬 2,126千円(報酬区分3の4年目)
・共済費 342千円