現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成26年度予算 の 農林水産部のとっとり木と森の学校実践事業
平成26年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:林業費 目:林業振興費
事業名:

とっとり木と森の学校実践事業

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農林水産部 林政企画課 林政企画担当  

電話番号:0857-26-7301  E-mail:zaisei@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算要求額 9,361千円 1,548千円 10,909千円 0.2人 0.0人 0.0人
25年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:9,361千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

事業内容

1 背景と目的


    ・平成25年5月に開催された第64回全国植樹祭を契機に、県民が環境のために自ら行動する「とっとりグリーンウェイブ」を更に進めていくことが必要。

    ・県内の森林資源が充実しつつある中、全国植樹祭で醸成された『木を植えて大切に育てる』という意識だけでなく、木を使って森を育てるという意識を育てていきたい。

    ・そのため、子育て王国である本県において、子どもの健全な成長に寄与し、木の良さやその利用の意義を学ぶ「木育」に取り組むことが有効。

    ・まずは先進的な木育の取組を行っている『東京おもちゃ美術館』の協力のもと、木のおもちゃに触れ、木の持つぬくもりやあたたかみを感じることができる「木育キャラバン」を開催し、木育のきっかけづくりとしたい。

    ・更に「木を使うことで森が育つ」ことが体感できる機会を創出するため、木が伐られ、製品になるまでを体験する木育ツアーを開催し、子どもだけでなく、大人にも木育が浸透するよう取り組む。

    ・また、県内の若い力を結集して、木育スペース「「赤ちゃん木と森の広場(木育広場)」を作成し、これまで木に親しむ機会があまりなかった未就学児に木に触れて感じる機会を創出。学生・事業者・保育者等が広く参加する取組とすることで、木育の定着を図る。

2 事業の効果


多様な者の参画により、以下の効果を狙う。
(1)子育て王国の本格始動
 ・木育を通じた子どもの健全な成長
 ・子育て環境の向上(新たな魅力の提案)
 ・学生の社会参加の新たな形の提案
(2)とっとりグリーンウェイブの更なる発展
 ・県産材の利用拡大
 ・グリーンツーリズム等での子どもの楽しみ方の新たな提案
 ・県内木工関係業者の技術力の向上

【効果のイメージ】

3 事業内容

(1)木育キャラバン・木育グリーンツアーの開催

・東京おもちゃ美術館(認定NPO法人日本グッド・トイ委員会)と連携し、木育キャラバンinとっとりを開催。様々な木のおもちゃで遊んでもらい、木育を広くPRする。

・併せて、県内市町村の木育関係担当者を集めた「木育円卓会議」を開催し、市町村における木育推進を図る。

・また、木の伐採現場や木が加工される工場の見学会を開催し、子どもだけでなく、大人にも「木を使うことが森を育てる」ことを体感してもらい、木育の浸透を図る。

(2)とっとり赤ちゃん木と森の広場(木育広場)の製作

・地域の学校(建築・デザイン関係の学科を有する鳥取環境大学、鳥取短期大学、米子高専を想定)等に木育広場のデザイン試作を委託し、優秀な作品は県産材を使って製品化する。

・製品化した木育広場は、公共施設への設置や各種子育てイベント等に貸出しを行うことで、木育の取組を後押しするとともに、県民に広く県産材の良さと、木を使って森を育てる大切さをPRする。

4 スケジュール


(1)木育キャラバン・木育グリーンツアーの開催

  キャラバン:平成26年初夏頃開催
  グリーンツアー:平成26年秋頃開催

(2)とっとり赤ちゃん木と森の広場(木育広場)の製作

 ・木育広場デザイン試作委託業務:4月中旬〜10月下旬

 ・発表会の開催:11月初旬

   制作者によるプレゼンテーション

   有識者による講評、講演

 ・木育広場製作委託業務:11月中旬〜2月中旬

5 経費(標準事務費以外)


○木育キャラバン・木育グリーンツアーの開催
内容
金額
(千円)
備考
木育キャラバン経費
1,024
木育キャラバン(2日間)委託料、円卓会議及び講演会の開催経費
木育グリーンツアー経費
1,454
木育エコツアーの開催経費(委託料)
小計
2,478
○木育広場
内容
金額
(千円)
備考
試作品の製作委託
1,491
委託内容:デザイン、1/5スケール、実大モデルの作成
 委託料 @497千円×3校
 ※県内3校に委託
試作品の発表会・講演
265
審査委員旅費等
製品の製作委託
5,000
常設用3セット、貸出し用2セット
                計5セット
 @1,000千円×5セット
 ※県内の木工製作所に委託
製品の管理委託選定
127
審査委員旅費等
小計
6,883
合計 9,361千円


これまでの取組と成果

これまでの取組状況


・県内各地で間伐体験等の森林づくり活動や木工教室等が開催されているが、これら川上・川下をつなぐ「木を使って森を育てる」という意識を育む木育の活動があまり行われていない状況。

・また、県内各地の木工教室等で木に触れる機会が設けられているが、未就学児を対象とした木に触れる機会やイベントは無い状況。「木育」においては、はじめに木に触れて木の良さを感じるステップが重要とされており、未就学児を対象とした木育活動の実施が必要不可欠。

これまでの取組に対する評価

工程表との関連

関連する政策内容

県産材の需要拡大の推進

関連する政策目標

県産材の需要拡大、安定的な供給に向けた取り組みを支援する





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 9,361 0 0 0 0 0 0 0 9,361