これまでの取組と成果
これまでの取組状況
･国営中海土地改良事業は、昭和38年度の事業着手から半世紀を経て平成25年度に事業完了となる。当該事業で造成した農地214ｈａは、売渡価格が近傍農地の実勢価格と乖離していることや現下の厳しい農業情勢により、平成18年度から平成23年度まで売渡実績がない状況にあった。
･干拓農地の実勢価格での売渡しを可能にするとともに、県が主体的に、生産振興、担い手確保、農地流動化などの施策を総合的に実施し、干拓地の営農の振興を図るため、平成24年8月に機構から農地を取得した。
･平成24年10月より弓浜工区の売渡公募を行い、これまで2区画(0.6ha)の売渡しが完了した。
･中海干拓工事で整備されたため池跡地（弓浜工区5.2ha、彦名工区3.0ha)は、新たに農地として復旧されたので、現在農地として活用できるよう地力増進を行っている。
･県は、今後とも機構、米子市、境港市等関係機関と連携して、利活用（売渡し、貸付け）を促進し、営農振興を図る。
これまでの取組に対する評価
県が機構、米子・境港市等関連機関と連携して、利活用促進を行った結果、平成24年、25年と買受け要望があり、成果が出てきている。