1 事業目的
レッド区域(土砂災害特別警戒区域)内の危険な住宅を減らし、一時的な避難所の安全を確保することを目的とするとともに、中山間地等の地域コミュニティーの持続を図る。
2 事業の概要
【概要】レッド区域内で住宅、避難所(集落にある集会所等)の建替え等を行った場合に必要な構造強化に要する経費に対し、市町村と連携し、補助を行う。
【事業主体】市町村(県は市町村に補助)
【補助対象者】
建築基準法の構造規制を満たす建築物の建替え等を行う建築主。
【補助対象額】
強化延長に以下の基準単価(m当たり)を乗じて算出した額。
1.外壁を強化した場合 :59,000円
2.防護壁を強化した場合 :95,000円
【補助率】(県上限100万円)
県の補助額は、市町村が補助する一戸当たりの補助額の2分の1
【補助事業費総額】C=2,000千円(年間申請件数2件を想定)
3 要求内容
申請件数の増加が見込まれ、今後申請を受けることを想定し、追加補正を要求する。
【当初予算対応】C=2,000千円
・交付決定2件(平成26年7月30日、10月20日)
・交付申請見込1件(鳥取市)
【11月補正対応】C=1,000千円
・交付申請見込1件(岩美町)
【11月補正追加要求対応】C=2,000千円
・交付申請見込2件(今後申請を受けるものを想定)
4 補正要求額
補正追加要求額 2,000千円
○レッド区域内住宅建替等事業補助金2,000千円
5 参考
レッド区域は平成21年度から指定しているが、平成24年度末時点で49%、平成25年度末時点で68%が指定されている。今後も指定を促進していくことからも、対象となる建築物が増え、本補助制度の申請件数も増加することが想定される。