現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成26年度予算 の 水産振興局の内水面漁場環境・漁業資源対策事業
平成26年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:水産業費 目:水産業振興費
事業名:

内水面漁場環境・漁業資源対策事業

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水産振興局 水産課 漁業振興担当  

電話番号:0857-26-7317  E-mail:suisan@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算要求額 1,090千円 774千円 1,864千円 0.1人 0.0人 0.0人
25年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:1,090千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

事業内容

1 概要

内水面漁業協同組合が実施する産卵場造成等の漁業振興事業を支援する。

2 事業内容

(1)湖山池コイ・フナ産卵場整備事業

    コイ・フナが産卵期における河川の渇水により河川に密集する状況を改善するため、湖山池漁協が行うコイ・フナの産卵場整備を支援する。(平成26年度限り)
    【背景】
    ○コイ・フナは河川を遡上し、産卵するという生態を持つ。
    ○平成25年は例年にない渇水により、河川の流量が減少したため、遡上を堰堤等で妨げられたコイ・フナが密集するという現象が確認された。
    ○魚が密集することにより、酸欠や魚体の損傷などが生じ、産卵後に衰弱した親魚がへい死する、また産卵が十分に行われないなどの問題が発生。
    ○栽培漁業センターが平成25年6月にキンラン(人工水草)の試験設置を行ったところ、産卵場として一定の成果が得られた。
    ○異常気象による河川の渇水問題は漁協の責めによらない。

    (2)東郷湖シジミ種苗生産施設整備事業
    近年の異常気象(猛暑及び雨不足)に由来する貧酸素等により、東郷湖のシジミ種苗が不漁となっている状況を改善するため、東郷湖漁協が行うシジミ種苗生産設備を支援する。
    (平成26年度限り)
    【背景】
    ○近年の異常気象により、水温上昇、酸素不足などシジミの生息しにくい環境が生じている。
    ○漁協は種苗放流事業の一環として、シジミの産卵時期にシジミの種苗を採取し放流しているが、昨年からは異常気象によりシジミの産卵が十分に行われていないことがわかった。
    ○シジミ種苗の安定供給ができないことによって、不漁が続く可能性があり、対策が必要となっている。
    ○異常気象による不漁問題は漁協の責めによらない。

3 予算内訳

(1)湖山池コイ・フナ産卵場整備事業
○事業実施主体 湖山池漁業協同組合
○事業額 1,268千円
○取組内容
 湖山池内にキンランを設置し、コイ・フナの産卵場整備を行う。
○補助率
 間接補助
  県1/2、市1/2
        ※漁協は人件費を負担
  *補助事業者:市
  *間接補助事業者:漁協
○補助金額 634千円

(2)東郷湖シジミ種苗生産施設整備事業
○事業実施主体 東郷湖漁業協同組合
○事業額 1,368千円
○取組内容
 シジミ種苗の安定供給を行うための種苗生産施設整備を行う。
○補助率
 間接補助
  県1/3、町1/3、漁協1/3
  *補助事業者:町
  *間接補助事業者:漁協
○補助金額 456千円

4 要求額

○要求額 1,090千円
 内水面漁場環境・漁業資源対策事業補助金 1,090千円

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

【湖山池】
平成25年6月に栽培漁業センターがキンランを試験設置。

【東郷湖】
近年、採苗袋でのシジミ種苗確保の成果が得らないため、試験掘りなどを行ったが、シジミの生息状況が悪化していることが判明。

これまでの取組に対する評価

【湖山池】
設置後、キンランへの産卵が確認された。

【東郷湖】
シジミ種苗が確保できる目処が立っていない。

工程表との関連

関連する政策内容

安心して漁業ができる秩序ある漁場と豊かな漁場環境の維持し、将来にわたって安定的に水産物を供給する強い産地づくりを推進する

関連する政策目標





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 1,090 0 0 0 0 0 0 0 1,090