要求額:1,854,752千円 財源:単県 追加:1,854,752千円
1 事業概要
河川・海岸の維持管理に要する経費
<H25年度との違い>
■趣旨を同じくする次の事業(H25時点)を本事業に統合。
■事業目的を超えない範囲で柔軟性及び即効性のある構成とする。
H25事業名 |
河川管理費 |
川に親しみ環境を守る事業 |
堤防管理強化対策事業 |
河川維持修繕費(緊急修繕) |
海岸保全事業(修繕系) |
土木監視員経費 |
廃川敷地測量委託費 |
2 事業内容及び要求額
事業総額 1,854,752千円
(1)河床掘削(104箇所) 1,023,300千円
■出水等により河川内に堆積した土砂を除去し、川の安全・安心の向上を図る。
■原則、河積阻害率20%以上(必要断面の20%が土砂で埋塞)の箇所について実施を検討。
(2)河川伐開(316箇所) 599,740千円
■河川内に草木が生え、河積を阻害し、ともすれば溢水被害をもたらすおそれのある箇所について、草木を伐開し、河川の安全・安心の向上を図る。
■護岸点検等河川パトロールの妨げとなる草木を除去することで、適切な河川管理の実施を図る。(H25年度からは堤防点検箇所を外だし)
■人家隣接区域の伐開を定期的に実施し、良好な住環境の保持を図る。
■原則、河積の阻害率が30%以上(必要断面の30%が草木で埋塞)の箇所について実施を検討
■植樹管理については、主たる受益者である市町村等地元が主体的に実施すべきものであることから、市町村等への管理移管について協議を進めつつ、適切な管理(剪定等)を行う。
(3)堤防管理強化対策 29,113千円
■効率的な河川管理(巡視)及び円滑な水防活動実施に支障となる未舗装の河川管理道を簡易舗装する経費
■副次的効果として、道路の舗装補修で発生するアスファルトの切削殻の有効活用と草木の繁茂抑制により公共事業費の効率化(切削殻の処分コスト、除草コストの減)を図る。
(4)河川管理費 111,625千円
河川管理施設の点検等維持管理及び修繕等を行う経費
(内訳)
・河川管理施設(樋門・水門等)の点検、操作 34,148千円
・河川管理施設(樋門・水門等)の修繕 74,606千円
・量水板の修繕・設置 1,577千円
・水質事故対応経費 1,294千円
(5)緊急修繕費 25,000千円
■河川、海岸管理者として適切に河川・海岸施設を整備・管理していく上で、突発的に発生した事象に対し、緊急的な対応を行う経費。
(6)土木監視員 28,288千円
河川・海岸等の巡視を行う非常勤職員の人件費
(7)河川区域内塵芥処理 31,713千円
河川区域内の塵芥等を処理する経費
(8)廃川敷地測量委託費 5,973千円
河川法に基づき行う廃川処理に要する経費