1 目的
国が行っている日本海沖メタンハイドレートの資源開発においては、今後の本格的な調査・研究開発に向けて、採掘技術や環境アセスメントの確立などの対応すべき課題がある。そこで鳥取県沖に資源を有するという地理的優位性を活かし、国による資源調査・開発との連携を強化するため、採掘技術等の開発や人材の育成、漁業従事者との調整などに資する環境の整備に先進的に取り組むこととする。
2 これまでの取り組み
開発により懸念される環境への影響を検討し、その影響度を評価する手法等のアセスメント技術の確立を目指している。そのために
<1>既にある水産試験場等の調査、測定しているデータを整理
<2>採掘や各種工作物の設置に対する影響度、評価方法の検討
<3>基礎データになる賦存エリアでの定点測定に関する場所、回数、方法などの検討を行う予定。現在WGの準備検討中。
3 事業内容
環境アセスメント検討を行うWGの検討材料として、事前に試験観測を行う必要がある。その試験観測を3回行う経費を要求する。
4 要求額
試験観測を3回行う費用(燃料費)
572千円
試験観測に対して有識者の意見を得るための招聘の費用
134千円