これまでの取組と成果
これまでの取組状況
1.酸性雨モニタリング(S62〜)
県内2地点での降水(雨、雪)の酸性度(pH),溶解成分等の調査。
調査結果(pH値)(年度・地点名(年平均値)・全国平均値)
H21・・・鳥取(4.71)、若桜(4.74)、湯梨浜町(4.65)、全国(4.76)
H22・・・鳥取(4.76)、若桜(4.84)、湯梨浜町(4.64)、全国(4.82)
H23・・・若桜(4.78)、湯梨浜町(4.70)、全国(4.77)
H24・・・若桜(4.74)、湯梨浜町(4.61)、全国(未発表)
イオン成分のバランスが異なる沿岸部の湯梨浜と山間部の若桜について、H25以降も継続調査中。
2.酸性雨長期モニタリング(土壌・植生)調査(H15〜)
環境省からの委託を受け、大山隠岐国立公園内の森林及び土壌についての調査。
これまでの取組に対する評価
1.酸性雨モニタリング
酸性雨の原因及びメカニズムの解明の基礎資料として、全国規模の調査研究に活用。
特に、若桜観測点は西日本で最も標高の高い位置にあり、貴重な研究データ。
2.酸性雨長期モニタリング
日本の代表的な森林における土壌及び森林のベースラインデータの確立及び酸性雨による生態系への影響の把握。
長期的な観測による実態把握の途中であり、引き続き調査が必要な状況。