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平成26年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:衛生費 項:公衆衛生費 目:衛生環境研究所費
事業名:

ホウ素の排水処理技術の開発

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生活環境部 衛生環境研究所 リサイクルチーム  

電話番号:0858-35-5416  E-mail:eiseikenkyu@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算要求額 1,511千円 6,191千円 7,702千円 0.8人 0.0人 0.0人
25年度当初予算額 1,516千円 6,355千円 7,871千円 0.8人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:1,511千円  (前年度予算額 1,516千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業の内容

従来、排水からの除去が困難であったホウ素について、新規の排水処理及び回収技術の開発を行うことを目的として次のことを行う。

    (1)新規のホウ素吸着剤の開発及び吸着特性の分析

    (2)溶媒抽出法の検討及び逆抽出特性の分析

    (3)ホウ素を含有する実排水へ適用と処理特性の評価

2 事業の必要性

○ホウ素は、人体に対し中枢神経への障害等の毒性を有し、平成13年に排水基準項目として規定され環境への排出が規制されている。

○しかし、排水中のホウ素除去は技術的に難しく、未だに多くの課題が残されており、ホウ素の処理技術の開発は鳥取県を含め全国的な課題となっている。

○このため水質汚濁防止法に規定される特定施設の中には、一律基準の適用が難しく、暫定基準が設定されている業種が残されている。

○従って、より効率的な排水処理技術の確立が、環境負荷の低減のためにも重要となっている。

3 事業の効果

○従来、処理が困難であったホウ素の処理技術を確立することで、事業場の排水による環境負荷の低減に寄与できる。

○新たな排水処理技術として、鳥取県での環境産業の創出につながる。

○ホウ素等の回収・再利用により、資源の有効活用につながる。

4 平成26年度要求額の内訳


内訳

要求額(単位:千円)

 研究打合せ等の旅費・役務費

165

 試験に要する医薬材料・消耗品費

1,346

合計

1,511

5 事業期間及び経費


年度

内容

事業費
(単位:千円)

 H25

(1) 吸着剤の開発
(2) 吸着剤のホウ素吸着特性の分析
(3) 共存物質の影響の評価

1,516

 H26

(1) 溶媒抽出法の検討
(2) 実廃水への適用試験
(3) 逆抽出によるホウ素の回収技術の開発
(4) 回収されたホウ素の品質評価

1,511

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

微生物又は化学物質による水中ホウ素の吸着剤の探索を行うとともに、見出された吸着剤の吸着特性の評価を行った。

これまでの取組に対する評価

吸着剤の合成方法を改良することによって吸着能力を向上させることができた。さらに高濃度のホウ素廃液に対応するため、新たに溶媒抽出法の検討を開始した。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 1,516 0 0 0 0 0 0 0 1,516
要求額 1,511 0 0 0 0 0 0 0 1,511