1 事業概要
「なりたい自分」「描いている夢」に一歩でも近づきたい高校生が、さまざまなことに果敢にチャレンジしながら、夢を実現する意欲を高め、個性や創造力を伸ばすことができるように、高校生の自由な発想で行う自主的な企画の活動を支援する。
2 事業内容
対象者 | 県内の高校に在籍する個人又はグループ |
対象となる活動 | 生徒が個人またはグループで行う自主的な活動
・学校の枠を超えて他の生徒の模範や励みとなり、学校の活性化に資する活動
・学年、学校、校種等既存の枠を超えた創意工夫あふれる活動
(既存の部や同好会で、本来の結成目的を達成しようとするための活動は対象外) |
活動の内容(例) | ・東日本大震災の被災地を訪問し、現実の問題を考察するとともに、高校生や各種団体と交流を深める取組を開催
・中山間地の森林を守る環境保全活動をクラスの仲間と企画実施
・著名人と交渉して講演会を企画実施
・ギネス記録への挑戦 |
選考 | 提出された企画書等にもとづき、選考委員会で審査し決定する。 |
支援額等 | 対象:2企画まで
1企画につき1,000千円まで |
※実施にあたっては、家庭教育推進協力企業の協力を得ることとする。
3 要求額 2,000千円
1,000千円×2企画
4 背景
これまで県全体の学力向上に資する取組や生徒のチャレンジ精神を育成する取組を実施しており、生徒は積極的に参加している。
より生徒の創意工夫する力とチャレンジ精神を生かして、生徒が主体的に企画し自主的に取り組むことのできる事業を実施することで、積極性を一層引き出し、学校や地域のさらなる活性化や失敗から学び取る力を身に付けさせたい。
5 期待される成果
(1)壁を打ち破るような発想で生徒の積極性を引き出し、学校の活性化につながる。
(2)夢に向かってチャレンジすることで、より具体的な将来像を描き、関連する学習への動機付けができる。
(3)夢を実現した、夢に近づいた生徒が身近にいることで、他の生徒もさまざまなことにチャレンジし、夢を実現する意欲を高めることができる。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
生徒の自主性やチャレンジ精神を育成する取組として、平成12年度から生徒自主企画事業ミレニアムチャレンジャー支援事業を実施。
これまでの取組に対する評価
この取組を通して、普段の学校生活では得にくい発見や感動をしたり、自主的な発想とそれを実行していく行動力が育ち、他の生徒へもよい効果を与えた。
生徒自主企画事業は、平成19年度からは県立高校裁量予算学校独自事業で取り組んでいる。