【事業目的】
鳥取の夏の特産物であるイワガキは、夏輝としてブランドが確立されており、沿岸漁業における重要対象種である。しかし、近年天然イワガキの漁獲量は減少しており、今後も資源の回復が見込めないことから、イワガキ増殖場を整備し、イワガキ資源を底上げし漁獲量の増産を図る。
【事業の必要性】
国の緊急経済対策事業を用い、３か年（H25年度〜H27年度（H25年度はH24年度補正））で整備する計画となっている。
今回の事業費増額により、当初よりブロック沈設を67個多く実施することが可能となり、漁場造成面積0.17haの前倒しが図られ、イワガキの早期増産につながる。
当該事業の全実施後の４〜５年後には、年間約１７０トンの天然イワガキの増産が見込まれる。