現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成26年度予算 の 文化観光局のロシア極東地域交流推進事業
平成26年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:企画総務費
事業名:

ロシア極東地域交流推進事業

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文化観光局 交流推進課 ロシア交流担当  

電話番号:0857-26-7240  E-mail:kouryusuishin@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算要求額 3,965千円 16,252千円 20,217千円 2.1人 0.0人 0.0人
25年度当初予算額 3,965千円 16,682千円 20,647千円 2.1人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:3,965千円  (前年度予算額 3,965千円)  財源:単県 

事業内容

1.事業概要

ロシア極東地域における本県の認知度を高め、友好交流関係を発展させるため、(1)青少年交流、(2)交流地域での鳥取県PR、(3)県民向けのロシア紹介、を柱とする交流事業を実施する。

2.事業目的及び背景

(1)観光交流の推進、新規旅客ルートの開発、環日本海定期貨客船航路活用等による県内経済の活性化、民間組織同士の自立した交流等の具体的な成果に結びつけるため、これらの基盤となる交流事業を実施する。また、ロシアに対する県民の関心を高める取組みを実施し、相互理解を進展させる。

    (2)なお、2013年10月の第18回北東アジア地方政府サミット(沿海地方)の場で、エコツーリズム・スポーツツーリズム等の地域の特徴を活かした観光発展の推進、北東アジア地域の交通網の維持・発展、環境保護に対する共同貢献等を各地域が協調して推進していくことで合意したところである。

3.事業内容

(1)青少年交流
・沿海地方青少年環境交流団の鳥取県訪問
時期
2014年7月頃(8泊9日、環日本海定期貨客船航路利用)
内容
ウラジオストク市在住の対日関心が高い青少年で構成する青少年環境交流団を招聘し、県内環境団体との交流プログラム等を実施する。
人数
30名程度
費用負担
(ロシア側)県内移動バス代、県内宿泊費を除く全ての経費
(鳥取県)県内移動バス代及び県内宿泊費

・鳥取県青少年柔道交流団の沿海地方派遣
時期
2014年8月頃(4泊5日程度)
内容
柔道の合同練習、日本人指導者による講習会、交流行事(両地域の文化紹介等)
人数
15名(青少年柔道選手10名、指導者3名、県随行2名)
費用負担
(ロシア側)ロシア国内滞在費
(県)渡航費1/2、(県柔道連盟)渡航費1/2

・ロシア極東地域日本語履修者交流団の鳥取県訪問
時期
2014年12月頃(8泊9日、環日本海定期貨客船航路利用)
内容
将来の鳥取県サポーターを育成するためにロシア極東地域で日本語を履修している対日関心の高い青少年(30歳まで)を招聘し、ロシア極東市場に係る意見聴取(マーケットリサーチへの協力)、県内大学生との交流、鳥取県の紹介、文化体験等を実施する。
人数
12名(【沿海地方】極東連邦大学、ウラジオストク国立経済サービス大学、日本センター各2名、【ハバロフスク地方】極東国立人文大学、ハバロフスク国立経済法律アカデミー、日本センター各2名)
費用負担
(ロシア側)渡航費及び県内食事代
(県)県内滞在費(食事代除く)
(2)交流地域での鳥取県PR
 ・鳥取県文化デイズ(仮称)の開催
時期
2015年3月頃(1週間程度)
場所
沿海地方ウラジオストク市、ハバロフスク地方ハバロフスク市(両地域の巡回公演・展示会)
内容
日本の伝統文化をテーマとした少人数(3〜5名)程度の公演・展示会を実施する。(想定:和楽器、書道等)
費用負担
(県)派遣団の旅費、滞在費及び報償費
(ロシア側)会場使用料

(3)県民向けのロシア紹介
・国際交流員によるロシア講座≪要望対応型≫
時期
通年
内容
公民館、学校等の団体からの依頼を受け、ロシア人交流員が団体施設を訪問し、団体側の希望に応じたロシアの歴史・習慣・文化・教育・ロシア語等のレクチャーを行うとともに、ロシア料理・手芸体験等を実施する。
費用負担
(団体側)材料代、交流員旅費
(県)その他の経費

・国際交流員によるロシア講座≪発信型≫
時期
2014年8月〜12月
内容
ロシア人国際交流員が講師となり、一般県民参加型のロシア講座(計5回:各講座30名程度)を開催する。(県立図書館、わらべ館、夢みなとタワー他とのタイアップにより集客を図ることを想定)
費用負担
県(広報費、備品賃借料、材料費等)

4.所要経費

 3,965千円

 (内訳)
  (1)青少年交流  1,500千円
  (2)交流地域での鳥取県PR 1,565千円
  (3)県民向けのロシア紹介 900千円


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

(1)沿海地方とは、1991年10月の友好交流の覚書締結以降、スポーツ・文化・青少年分野を中心に交流を継続しており、2009年の環日本海航路定期客船の就航以降、両地域の交流は飛躍的に拡大し、2010年5月に友好交流・協力協定を締結した。最近では、鳥取週間事業(2009年9月)、ウラジオストク市150周年記念行事への出席(2010年7月)、両地域の友好交流20周年事業(2011年9月)といった大型行事を始め、本年度についても観光・経済・スポーツ・文化・青少年・大学等の幅広い分野での交流事業を実施している。

(2)ハバロフスク地方とは、同地方が極東地域の政治の拠点であり、環日本海定期貨客船航路とシベリア鉄道の連結による物流ネットワークの確立を目指すことを念頭に、2010年11月に友好交流に関する共同声明を締結した。その後、鳥取県農産物展示会等の開催(2010年12月)、第5回シベリア・極東地域国際社会福祉フォーラムへの出席(2011年6月)、鳥取県写真展&民工芸品展の開催(2011年6月)、「第1回国際儀仗隊フェスティバル」への鳥取商業高校吹奏楽部の参加(2011年10月)、第14回ハバロフスク国際見本市への出展(2012年9月)を実施するとともに、環日本海航路定期貨客船を利用した鳥取県産農産物の輸出販売等を行っている。2014年3月には第4回鳥取県文化デイズをハバロフスクで初めて実施売予定。

(3)平成23年度事業棚卸しの結果を踏まえ、県民向けのロシア紹介事業(ロシア人国際交流員によるロシア講座等)を集中的に実施している

これまでの取組に対する評価

(1)沿海地方においては、左欄の取組みを実施したことにより、鳥取県の認知度は非常に高くなっており、更に幅広い分野での交流が発展するための基盤は確立されつつある。この状態を維持・発展しつつ、アジア太平洋地域への玄関口として役割が拡大している沿海地方との更なる関係強化が必要である。

(2)ハバロフスク地方においては、左欄の取組みを実施しており、いずれの行事についても参加した日露双方の関係者の評価は高いが、両地域の交流の歴史がまだ長くないこともあり、鳥取県の認知度は徐々に浸透している段階であり、更なるテコ入れが必要である。

(3)県民向けのロシア紹介事業を実施したことで、県内におけるロシア並びに極東地域に対する認知度は徐々に高くなる傾向にある。

工程表との関連

関連する政策内容

北東アジアの友好交流地域との国際交流の積極的な推進

関連する政策目標

交流事業を実施するとともに、ロシアに対する県民の関心を高める取組みを実施し、相互理解を進展させる。





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 3,965 0 0 0 0 0 0 0 3,965
要求額 3,965 0 0 0 0 0 0 0 3,965