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平成26年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:企画総務費
事業名:

東アジア多地域連携交流事業

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文化観光局 交流推進課 韓国交流担当  

電話番号:0857-26-7842  E-mail:kouryusuishin@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算要求額 3,829千円 13,930千円 17,759千円 1.8人 0.0人 0.0人
25年度当初予算額 4,554千円 12,710千円 17,264千円 1.6人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:3,829千円  (前年度予算額 4,554千円)  財源:単県 

事業内容

1.事業概要・目的

環日本海定期貨客船、米子−ソウル便、台湾とのチャーター便などが「友好を育み、地域をつなぐ」共通の交通・交流基盤であり、アジアの成長を取り込む「海」と「空」の道であることを広くPRし、利用促進を図る。また、鳥取県が中心となって東アジア地域の相互の関係強化を図り、「グローバルとっとりチャレンジ」に資する友好的な環境を整備する。

    (1)青少年スポーツ交流事業

     鳥取県と環日本海定期貨客船で結ばれている沿海地方と江原道(北東アジア3地域)の次世代を担う青少年を招へいし、県内青少年との間で、スポーツを中心とした交流行事を実施する。

    (2)海外大学生インターンシップ受入事業

     東アジア地域(台湾・韓国)の大学生に県内観光関連施設で職場体験(研修)事業を実施し、県内受入側(宿泊施設等)のインバウンド対応能力のレベル向上に繋げるとともに、参加大学生がブログ等に鳥取の観光・祭・食の情報を掲載することにより、鳥取県の魅力の情報発信を図る。

    (3)【新規】タイ王国鳥取県サポーター育成事業
    平成25年11月にタイ・バンコクに「鳥取県東南アジアビューロー」を設置するのを機に、タイ王国での日本語履修者や対日関心の高い大学生等を本県に招聘する。
     県内大学生との交流、や文化体験等を通じて本県への関心を高めていただき、将来の鳥取県サポーターとなる人材の育成を行う。

    【廃止】東南アジア交流推進事業

2.経緯

(1)青少年スポーツ交流事業
・平成22年7月、境港〜トンヘ〜ウラジオストクの定期貨客船航路開設1周年を記念して、第1回鳥取県・江原道・沿海地方青少年バドミトン交流大会を鳥取県で実施し、以後、3地域持ち回りで、開催している。

・これまでの沿海地方・江原道との協議により、本事業は各地域持ち回りで開催することで一致しており、平成26年(2014年)は、2種目のスポーツ交流を江原道において開催予定。

(2)海外大学生インターンシップ受入事業

・平成23年年より、台湾の大学からの提案でモデル的に実施し、平成24年(2012年)からは県内受入施設側からの要望により、韓国(江原道)の大学を加え実施している。

・県内受入施設、参加大学(学生)側両者から有意義な事業であり、今後も継続して実施して欲しいとの要望を受けている。

(3)【新規】タイ王国鳥取県サポーター育成事業
・タイは親日家が多く、また日本との経済関係の強さ、日本のサブカルチャーの流入などを背景として、タイでは大学機関等での日本語履修者が多い。しかし、タイにおける鳥取県の知名度は低いことから、鳥取県東南アジアビューロー駐在員を活用し、現地大学等とのネットワークを構築する。対日関心の高いタイの大学生等の鳥取県へ誘客、タイでの鳥取県PRにつなげる足がかりとする。

3.事業内容


(1)青少年スポーツ交流事業 1,913千円(2,568千円)
時期
2014年7月頃(4泊5日)
内容
バドミントン・テニスのスポーツ交流、文化・伝統芸能体験交流など
対象
鳥取県、沿海地方・江原道の青少年
派遣人数
15名程度
費用負担
【鳥取県】江原道までの往復渡航費

【江原道】江原道内での滞在諸経費、交流経費


(2)海外大学生インターンシップ受入事業 

                      536千円(1,036千円)
時期
2014年7月中旬〜8月下旬頃(40日程度)
内容
接遇研修、県内観光施設視察、職場体験、成果報告会
*参加大学生、受入施設の拡充
*修了生のネットワーク形成のため、帰国後に意見交換会
対象
日本語によるコミュニケーション能力を有する台湾・韓国大学生
派遣人数
40名程度(前回は30名)
費用負担
【参加学生負担】鳥取県までの往復渡航費、滞在諸経費の一部

【県内受入施設負担】鳥取県内の滞在諸経費の一部

【鳥取県負担】事前研修(講師)経費、県内観光施設視察、成果報告会に係る経費


(3)【新規】タイ王国鳥取県サポーター育成事業 1,380千円
時期
201412月〜2015年1月頃
内容
県内において大学生との交流、県内産業の視察、文化体験、ホームステイ等
対象
タイ国内の対日関心の高い青年 
派遣人数
10名程度
費用負担
【参加者負担】渡航費、海外旅行保険、食事代等
【鳥取県負担】招聘期間中の県内滞在費(食事代除く)

4.所要経費

(1)青少年スポーツ交流事業

 ・派遣経費(特別旅費、事務費) 1,913千円(2,568千円)

(2)海外大学生インターンシップ受入事業  

 ・受入経費(特別旅費、報償費、事務費) 

  536千円(1,036千円)

(3)【新規】タイ王国鳥取県サポーター育成事業
 ・受入経費(事務費) 1,380千円(0千円)

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

【青少年スポーツ交流事業】
●平成22年7月に環日本海定期貨客船就航1周年を記念し、鳥取県と友好交流のある韓国江原道、ロシア沿海地方による青少年バドミントン交流を鳥取県で実施し、2011年9月には第2回を江原道で実施、2012年6月に第3回を沿海地方で実施、2013年7月に第4回大会を鳥取県で実施。

【海外大学生インターンシップ受入事業】
●平成23年度
 台湾の大学からの提案でモデル的に実施
  ・受入人数:台湾大学生17名
  ・受入施設:8カ所の旅館等
  ・受入期間:7月19日〜8月17日 (30日)

●平成24年度
 県内受入施設側からの要望により、韓国(江原道)の大学を加え実施
  ・受入人数:台湾大学生18名、韓国(江原道大学生)2名
  ・受入施設:8カ所の旅館等
  ・受入期間:7月17日〜8月24日 (39日間)

●平成25年度
 県内受入施設側からの要望により、韓国(江原道)の大学を加え実施
  ・受入人数:台湾大学生20名、韓国(江原道大学生)10名
  ・受入施設:11カ所の旅館等
  ・受入期間:7月16日〜8月23日 (39日間)

これまでの取組に対する評価

【青少年スポーツ交流事業】
●従来、二者間(鳥取県と江原道、鳥取県と沿海地方)で行われていたバドミントン交流を三地域合同で実施することにより、コスト削減に繋がった。また地域の青少年同士の交流を促進することができたと同時に、将来、鳥取県と江原道、沿海地方の交流の懸橋として貢献することができる次世代の人脈形成に繋がった。

●環日本海定期貨客船が「友好を育み、地域をつなぐ」共通の交通・交流基盤であることを広くPRすることができた。

●ミクルシェフスキー沿海地方知事は、国際交流、特にスポーツや青少年交流に力を入れていることから、鳥取県が本事業を継続的に開催していることにより、経済分野を含む幅広い分野の協力関係によい影響を与えている。

●鳥取県選手がレベルの高い他国の選手と試合を行う機会となり、鳥取県選手のレベルの向上に寄与している。

【海外大学生インターンシップ受入事業】
●県内受入施設にとっては、学生とのコミュニケーションを通じて、スタッフも刺激を受け職場も活気づき、また、外国人の文化や考え方なども知るきっかけになり、外国人観光客受入対応能力の向上になっている。

●日本独自のおもてなしを学習したり、滞在中に鳥取県内の観光・祭・食に触れてもらうことで鳥取県の魅力を味わってもらい、鳥取ファンを増やすことができた。また、その体験をブログやフェイスブック等に掲載してもらうことで、鳥取県の魅力を発信することができた。

●毎年、受入施設、大学(学生)側両者から有意義な事業であり、今後も継続して実施して欲しいとの高評価を受けている。

●より効果的な事業ため、職場体験前の接遇マナー研修を充実させるとともに、観光施設などの幅広い分野の受入施設の掘り起こしが必要である。





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 4,554 0 0 0 0 0 0 0 4,554
要求額 3,829 0 0 0 0 0 0 0 3,829