1 概要
県中部エリアではウォーキングに関する取組が盛んに行われており、現在、ウォーキングは中部の誘客ツールであり、県中部観光のポテンシャルとなっている。
このポテンシャルを更に引き出すため、安全で安心に景観を楽しみながらウォーキングができる環境整備の充実を図る。
2 事業内容
(1) 東郷池周回コースに係る環境整備【10,535千円】
(内訳)
◎ガードパイプの更新(L=750m) 7,875千円
設置から20年が経過して錆が目立つガードパイプについて、茶色のガードパイプに更新して景観の改善を図る。
◎シュロの低木撤去とバークチップ(200箇所) 2,100千円
シュロと低木の組み合わせはミスマッチである上、管理が困難なため低木から雑草が生えていて景観を損ねている。
このため低木を撤去してバークチップを敷くことにより、「とっとりのはわい」を感じられる景観を整備する。
◎細目グレーチング蓋への交換(20枚) 360千円
ノルディックポールがグレーチング蓋に挟まって破損する事例があるため、特に歩道が狭い箇所について細目タイプのグレーチング蓋に交換する。
◎出雲山展望台のベンチ新設(2箇所) 200千円
出雲山展望台の存在をウォーカーに周知し、休憩施設を拡充してグループでウォーキングを楽しめる環境を整備する。
(2) 琴浦町横断コースに係る環境整備【9,845千円】
(内訳)
◎細目グレーチング蓋への交換(40枚) 720千円
ノルディックポールがグレーチング蓋に挟まって破損する事例があるため、特に歩道が狭い箇所について細目タイプのグレーチング蓋に交換する。
◎水路蓋設置による歩行空間の確保(L=250m) 3,125千円
カラー舗装により路肩を歩道する区間において、側溝に蓋をかけて歩行空間を確保して安全なウォーキングコース環境を整備する。
◎階段ベンチの整備(L=30m) 3,000千円
琴の浦コースの中間地点に階段ベンチを整備し、日本海を眺めながら休憩できる環境を整備する。
◎鳴り石の浜 遊歩道延伸(L=150m) 3,000千円
昨年度に整備した遊歩道(L=110m)により歩行ネットワークの一部が構築され、ウォーキングや海岸に親しむイベント等の開催によって、地元住民と連携して地域が活性化しつつある。
遊歩道を西側(L=150m)に延伸することで、鳴り石の浜全体を周遊できる歩行ネットワークの構築が可能となる。
鳴り石の浜は琴の浦コースの起点にも位置づけられており、遊歩道の延伸によって地域活力の更なる活性化をバックアップする。
3 その他所内ウォーキング関連要求
(1)地域振興局要求【8,020千円】
◎コース上歩道への矢印サインのペイント
コース上への案内看板設置(3,500千円)
◎SUN-IN未来ウォーク開催支援(2,000千円)
◎ワールドトレールコンファレンス誘致支援(800千円)
◎ノルディック・ウォーク指導員育成(450千円)
◎ノルディック・ウォーク指導員派遣(1,270千円)
4 参考:ウォーキングコース整備計画概要
東郷池周回コース
区分 | H25 | H26 |
県 | 湯梨浜 | 地元 | 県 | 湯梨浜町 | 地元 |
ブランドマーク作成 | 1,600 | | | | | |
案内看板等整備 | 5,850 | | 3,500 | | |
休憩施設トイレ整備 | | 3,160 | | | 10,000 | |
ベンチ整備 | | | | 200 | | |
ガードパイプ更新 | | | | 7,875 | | |
グレーチング蓋交換 | | | | 360 | | |
低木撤去バークチップ | | | | 2,100 | | |
植栽コース清掃 | | 検討中 | | 検討中 |
実施中 | 実施中 |
※着色箇所:県土整備局分
※歩道整備:県道東郷羽合線 防災・安全交付金(交通安全)事業
(事業期間:H24〜H28 総事業費:250,000千円)
琴浦町横断コース(琴の浦コース+殿様コース)
区分 | H25 | H26 |
県 | 琴浦町 | 地元 | 県 | 琴浦町 | 地元 |
グレーチング蓋交換 | | | | 720 | | |
水路蓋設置 | | | | 3,125 | | |
階段ベンチ整備 | | | | 3,000 | | |
遊歩道整備 | | | | 3,000 | | |
案内看板等整備 | | 2,415 | | | 2,500 | |
コース清掃 | | | 実施中 | | | 実施中 |
※着色箇所:県土整備局分