水産基盤整備事業

・対象地区：９か所
　　　　　　　（網代地区、賀露地区、酒津地区、夏泊地区、泊地区、赤碕地区、中山地区、御来屋地区、淀江地区）
・全体事業量：コンクリートブロック沈設　計2,520基（１地区2８0基）、漁場開発面積　6.05ha（１地区0.45ha〜0.7ha）
・全体事業費：720,000千円（負担区分：国5/10、県5/10）
・H26年度事業費：280,000千円（負担区分：国5/10、県5/10）

鳥取の夏の特産物であるイワガキは、夏輝としてブランドが確立されており、沿岸漁業における重要対象種である。しかし、近年天然イワガキの漁獲量は減少しており、今後も資源の回復が見込めないことから、イワガキ増殖場を整備し、イワガキ資源を底上げし漁獲量の増産を図る。

【事業の必要性】
国の緊急経済対策事業を用い、３か年（H25年度〜H27年度（H25年度はH２４年度補正））で整備する計画となっており、H25年度は全体の45％の事業量を行い、H26年度は全体の38.9％の事業量を行う予定のため。当該事業の実施後（４〜５年後）には、年間約１７０トンの天然イワガキの増産が見込まれる。