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平成26年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:商工費 項:工鉱業費 目:中小企業振興費
事業名:

鳥取県地域活性化総合特区推進事業(健康情報を高度利用する健康づくりサービス)

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商工労働部 商工政策課 総合特区推進担当  

電話番号:0857-26-7565  E-mail:zaisei@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
26年度当初予算要求額 10,000千円 3,870千円 13,870千円 0.5人 0.0人 0.0人
25年度当初予算額 10,000千円 2,383千円 12,383千円 0.3人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:10,000千円  (前年度予算額 10,000千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業概要

 本県総合特区の推進に資する、市町村の先進的な取組みに対して補助金を交付するもの。

2 背景

・「鳥取発次世代社会モデル創造特区」が、平成24年7月に国の地域活性化総合特区に指定された。
    • ・鳥取発次世代社会モデル創造特区では、「とっとりスマートライフ・プロジェクト」として3つのモデル事業を実施していくこととしており、その一つとして南部町を舞台に「健康情報を高度利用する健康づくりサービス」を実施する。
    • ・南部町では健康管理台帳により、住民それぞれの健康状態にあわせた新たな健康指導プログラムや、健康づくりの取組を検討しており、そのための住民の各種健康データの収集・蓄積が必要となっている。

3 健康情報を高度利用する健康づくりサービス とは

 地域の特定健診等の健康情報と、がんに罹患しているリスクを予測する新しい検査法である「アミノインデックスがんリスクスクリーニング(以下「AICS」)」の実施により蓄積されるアミノ酸データ等を活用し、地域の傾向や住民それぞれの健康状態等に合わせた健康指導プログラムや、それらに関連した新たな健康づくりサービスの創出(ビジネス化)を図る。
【事業実施エリア】 
    南部町 ※取組成果は他市町村へ横展開
【関係機関】 
    味の素(株)、(株)エッグ、鳥取大学、西伯病院、南部町、県

4 事業内容

 「がん征圧宣言」を掲げる南部町が先進的に行うAICS検査を推進するため、その受診費用を補助し、がん検診受診率向上を図る。  また、AICS検査によって得られたアミノ酸データ、がん検診、健康診断等の住民データを収録する「健康管理台帳」の構築を支援し、新たな健康指導や健康づくりサービス創出を図る。

【支援内容(想定)】 要求額10,000千円(今年度10,000千円) 
  • ・補助金名:鳥取県経済成長戦略推進モデル事業補助金
  • ・対象者:南部町
  • ・補助率:3分の2
  • ・限度額:10,000千円/件
※平成23年度から同様の仕組みで継続実施しているもの

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

◆H24年1月〜西伯病院でAICS開始
 (県から町に1000万円の補助(補助率2/3)。町が西伯病院に委託し、AICSの価格(18900円)が1000円(町民のみ)となるよう差額を補填。40歳以上の住民に幅広く受けてもらう(期間中1人1回のみ))

◆H24年度 同様のスキームで実施

◆H25年度 同様のスキームで実施

◆H26年度 同様のスキームで予算要求 →計4000名のデータを収集

これまでの取組に対する評価

◆AICSを全国の自治体に先駆けて導入し、県内外から注目を集める先進的な取組みとなっている。

◆西伯病院の研究においてもがんの早期発見、がん検診の受診率向上につながっていることが確認できている。

◆南部町の「健康管理台帳」も収録可能なデータが拡張されており、これまで各担当保健師がバラバラに持っていた住民の健康データが1本化されつつあり、個人ごとのオーダーメイド型健康指導に向けた環境整備が進みつつある。

◆異なる保険者(協会けんぽ)とも連携し、互いの町民データを持ち寄り、より深化した健康指導等を模索中。

◆新たな健康サービス開発を担うはずだった鳥大発ベンチャー「アヴィスコ」が解散。後継企業と、ビジネスとして魅力のある取組を模索していくことが課題となっている。

◆上記にあわせ、ある程度情報蓄積が進んだ「健康管理台帳」を具体的に今後どう活用していくのか検討する必要がある。

工程表との関連

関連する政策内容

地域活性化総合特区「鳥取発次世代社会モデル創造特区」の推進

関連する政策目標

健康情報を高度利用する健康づくりサービスの実現(H24→H28)
(1)AICS受診者 250人→10,000人
(2)健康づくりプログラム参加者数 0人→1,000人





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 10,000 0 0 0 0 0 0 0 10,000
要求額 10,000 0 0 0 0 0 0 0 10,000