これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・県内の森林の保安林指定率は47%と全国的にも高く、適正な保安林管理が必要となっており、衛星画像を利用した経年調査や現地調査等を行い、推移の把握に努めている。
また、標柱・看板を設置し、保安林の現地表示・明確化を行い、県民への周知を図っている。
さらに、森林の公益的機能を高度に発揮させるため、森林施業に一定の制限をもたせるよう、新たに保安林指定の推進に努め、天然林の情報集約等に取り組んでいる。
これまでの取組に対する評価
・保安林指定施業要件の一斉変更手続により、間伐率の上限を改正したことで、県内の間伐が推進されてきている。
・新たな天然林の保安林指定については、地球温暖化防止の森林吸収源対策としても計上されることとなっており、新規指定面積も増えており、効果のあるものとなっている。
・違法伐採や開発による被害が起こらないよう、保安林の現況把握を行い適正な維持・管理に取り組んでおり、広範囲に人家・農地等の対象が保全されている。