事業名:
鳥取和牛振興総合対策事業(増頭対策)
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農林水産部 畜産課 肉用牛担当
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト(A+B) |
従事人役 |
現計予算額 |
41,730千円 |
12,424千円 |
54,154千円 |
1.6人 |
補正要求額 |
42,000千円 |
0千円 |
42,000千円 |
0.0人 |
計 |
83,730千円 |
12,424千円 |
96,154千円 |
1.6人 |
事業費
要求額:42,000千円 財源:単県
一般事業査定:ゼロ
事業内容
1 現状及び背景
全国的な和子牛不足により、鳥取県中央家畜市場においても子牛セリ平均価格が上昇している。さらに産肉能力の高い検定成績を持つ「白鵬85の3」「百合白清2」の2頭の種雄牛の登場により、「良い子牛」を生産する基盤が整い、和牛繁殖農家の和牛を増頭したいという機運が高まっているが、子牛販売価格が高いため繁殖雌牛導入を躊躇している状況である。
2 事業概要
区分 | 事業内容 | 補正予算額(千円) |
担い手の増頭に対する緊急支援 | 導入計画に基づき和牛繁殖雌牛を増頭するため、雌牛の購入経費に対し支援
・事業実施主体:市町村、農協
・頭数上限10頭/戸
・補助率:県1/3 市町村1/6 | 42,000 |
計 | | 42,000 |
3 補正の理由
(1)「和牛ビジョン」に基づき、平成35年目標時に和牛子牛生産頭数4,000頭を目指して、和牛繁殖雌子牛導入支援を実施してきたところ。
(2)既存の雌子牛導入事業は、オレイン酸能力及び産肉能力を改良するために活用されているが、廃業による繁殖雌牛の減少が上まわるため、繁殖雌牛の大幅な増頭に直接繋がっていない。
(3)さらにTPPを見据え、交雑種、乳用種肥育農家や酪農家和和牛繁殖経営部門に参入する動きも近年見られ、和牛繁殖雄牛の増頭に対する支援を強く要望している。
(4)鳥取県種雄牛の百合白清2、白鵬85の3の登場が、現在の鳥取県和子牛市場を盛り上げており、「和牛王国」復活の最大の契機である。
(5)しかし、繁殖雌牛の増頭のため農家が子牛セリ市場から購入しようとするが、セリ価格の高騰が子牛導入の妨げになっているのが現状で、増頭に伴う導入には手厚い支援が必要である。
4 補正要求額
42,000千円
5 事業実施期間
平成27年度〜29年度(3年間)
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<政策目標>
平成35年度目標
和牛子牛生産頭数 4,000頭
和牛繁殖雌牛頭数 5,000頭
<取組状況>
○「鳥取和牛オレイン55」の生産頭数増加対策として、平成24年度から3年間、「鳥取和牛オレイン55」ブランド向上対策事業でオレイン酸能力の高い繁殖雌牛、肥育素牛の導入を支援を行った。
平成24年度:繁殖雌牛69頭、肥育素牛75頭
平成25年度:繁殖雌牛85頭、肥育素牛60頭
これまでの取組に対する評価
肉用牛農家戸数は減少しているが、1戸あたりの飼養頭数は増加しており、県全体の経営基盤を維持している。
工程表との関連
関連する政策内容
・子牛生産頭数・肉牛出荷頭数の増加や高価格販売による「和牛王国鳥取」の復活
・「鳥取和牛オレイン55」など、美味しい鳥取ブランドの形成
・付加価値の高い県産品ブランドの増産体制の構築
関連する政策目標
・子牛生産頭数:2,670頭、肉牛出荷頭数3,750頭
・「鳥取和牛オレイン55」生産頭数:370頭
財政課処理欄
和子牛価格の高騰が要求理由の一つであることから、高騰前との差額に対する支援とするなど、支援スキームを再検討してください。
中核的な畜産農家の育成・支援を目的とするため、また、和牛ビジョン目標数値を達成するため、担い手緊急増頭支援についても、補助要件を「5頭以上の増頭」とすべきと考えます。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
現計予算額 |
41,730 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
41,730 |
要求額 |
42,000 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
42,000 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |