3−1 森林総合監理士(フォレスター)の育成支援
フォレスター活動に必要な技術・知識を習得するため、国が実施する中央研修及びブロック研修への派遣を行う。
3−2 普及区運営費
(1)林業普及指導員の配置
林業専門技術員等(森林・林業振興局) 2名
林業改良指導員(各事務所) 10名
(2)普及指導事業評価検討会
普及指導計画の内容、普及成果、次年度計画に対する評価を行う。(委員8名、構成:林業者、林業関係団体職員、県職員等)
3−3 普及指導職員研修費
(1)中央研修等
国が実施する専門研修、一般研修及び新任者研修等に林業普及指導員を派遣する。
(2)スキルアップ支援
各普及区の重点課題に対応するため、先進地視察等の派遣研修及び全体研修等を行う。
(3) 准フォレスター研修修了者を中心に森林総合監理士資格試験受験を進め、有資格者の普及職員の配置を増やしたい。
准フォレスター研修及び技術者育成研修の修了者20人中、7人の受験を想定。
3−4 林業後継者育成費
(1)林業者技術向上支援
○地域の意欲のある林業者を対象に作業道開設、間伐材の伐採搬出等の研修を行う。
○指導林家の指導活動に必要な専門的知識・技術の習得
(2)林業後継者育成事業費補助金
林業の知識・技術の習得のための林家の自発的なグループ活動を支援し、林家の資質向上と林業経営意識の啓発を図る。
補助率 県1/2・・・鳥取県林業研究グループ連絡協議会
県1/3・・・市町村単位の林業研究グループ
(市町村1/3)
3−5 先進林業国オーストリア調査・研修事業
地形が急峻で日本と似た条件にも関わらず低コスト林業を実現し、木材生産量を急激に増加させているオーストリアの先進的な林業を現地で学ぶことで、本県の林業を牽引する人材を育成し林業振興に役立てる。
(1)オーストリア調査・研修参加者選考会
・県内林業事業体から公募(概ね40歳)し、3名を選考。
(2)オーストリア調査・研修
・2015年に、4年に1度開催される世界最大規模の林業機械展で先進林業機械を調査。
・オシアッハ森林研修所の日本人向け林業講座を受講。
(3)オーストリアシンポジウム
・上記(2)の参加者3名が、研修成果を発表。
・オーストリア林業の専門家による特別講演。