現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成27年度予算 の 農林水産部のとっとり農(あぐり)ビジネス研修事業
平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:農業費 目:農業総務費
事業名:

とっとり農(あぐり)ビジネス研修事業

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農林水産部 とっとり農業戦略課 戦略調整担当  

電話番号:0857-26-7589  E-mail:nougyousenryaku@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算額 7,522千円 3,106千円 10,628千円 0.4人 0.0人 0.0人
27年度当初予算要求額 7,522千円 3,106千円 10,628千円 0.4人 0.0人 0.0人
26年度当初予算額 35千円 3,096千円 3,131千円 0.4人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:7,522千円  (前年度予算額 35千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:7,522千円

事業内容

1 事業目的

農林水産業のグローバル化、多様化が進む中、農業施策の展開方向も大きく変わってきている。このような中、意欲的な農業者等の経営革新、改善を支援し、経営力の向上や新分野へのチャレンジなど多角化を支援することにより、地域の核となる担い手の育成を図る。

2 事業内容・要求額

事業名
事業内容
要求額
(千円)
(1)
とっとり農ビジネス研修 意欲的に農業に取り組む者を対象に、農業ビジネスに必要な知識などについて体系的な研修会を開催する。

[研修概要]
    ア 対象者:経営革新、発展を目指し、意欲的に事業に取り組む認定農業者等
    イ 主な研修テーマ
     ・経営計画の作成
     ・財務諸表の分析
     ・経営者意識の醸成
     ・新しい農業の取り組み(6次産業化等)
     ・販路開拓の手法
     ・労務管理手法
    ウ 研修形態:講義、実習
    エ 開催時期:10〜12月(予定)
    オ 開催日数:10日間(週1〜2日))
    カ 募集人数:20名程度
    キ 参加費:無料

[研修運営]
    ア 業務委託により研修実施
    イ 受講者代表、講師代表、委託業者等と会議を開催し、内容等を検証
7,487
(2)
法人設立研修 農業経営の法人化を志向する者を対象に、法人設立に関する基礎的な知識修得のための研修会を開催する。

[研修概要]
    ア 対象者:農業経営の法人化を志向する、 人・農地プランの中心経営体に位置づけられた農業者及び集落営農組織等
    イ 研修形態:講義、実習
    ウ 開催回数:3回/年(2日間/回)
    エ 開催時期:8、11、2月(予定)
    オ 募集人数:10名程度/回

[研修運営]
    (1)と併せて業務委託により研修実施
(3)
-
業務委託先の選考審査会を開催
    審査会委員報酬27千円
    審査会委員費用弁償8千円
35
7,522

3 事業の背景等

○本県農業の活力維持、発展を目指して策定した「鳥取県活力増進プラン」の目標達成に向けての取り組みを開始。
    ・後継者、次世代の担い手育成
    ・地域農業を支える集落営農の推進
    ○貿易自由化に向けた様々な経済連携協定の締結が進むなど農産物市場のグローバル化、市場開放が進展している。
    ○水田農業を中心に農業改革が進められており、個々の農業者等においても政策の転換に対して柔軟で適切な対応が必要となっている。
    ○また、農産物価格の低迷等により農家所得が低迷しており、6次産業化や輸出など新たな取り組みによる所得確保、向上を模索する動きがある。
    ○農業外企業による農業分野参入も増えてきており、従業員等に対する知識向上などの機会が望まれている。
    ○このような中、今後はより農業を企業的(ビジネス)感覚で経営していくことが必要となってきている。
    ・一般的な経営研修ではなく、農業の特殊性を勘案したより高度な研修の開催が望まれている。
    ・意欲的な農業者が研修により知識を習得し、経営改善への足がかりとすることにより、経営力を高められる。
    ・研修事業修了者には、地域農業の維持、発展のためのリーダー的存在としても期待される。
□平成26年研修受講者の主な意見
・一定期間経営してから農業者が広く学ぶ場が無く、今回の研修は大変良かった。

・さまざまな分野に関する幅広い研修で興味深く受講出来た。

・経営しながらの研修であり、出席が大変であった。

・全国的に有名な講師もあり、繋がりがもてて良かった。

・研修生同士の交流にもなって良かった。


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・農業を取り巻く環境が大きく変化する中、平成25年度に意欲的な農業者等が経営革新などによる企業的経営を行う際の知識習得につなげられる研修を創設した。
・それまでの単発(1〜2日)の研修ではなく、10日間に渡る体系的なものを目指して設定した。
・研修開催をノウハウのある業者へ業務委託することにより、より高度で魅力的な研修とした。
・また、法人設立に関する知識習得の要望が多いことから、別立てで短期の法人設立研修も創設した。
<平成26年度開催状況>
 とっとり農ビジネス研修:2回開催(予定含む)
 日時:平成26年9月17日〜10月20日の内10日間
          11月5日〜12月4日の内10日間
 場所:倉吉市(鳥取県立農村総合研修所)
 法人設立研修:3回開催(予定含む)
 日時:平成26年8月28、29日
          11月11日、12月2日
     平成27年2月3日、17日
 場所:倉吉市(鳥取県立農村総合研修所)

これまでの取組に対する評価

○平成25年度から初めて開催した研修であるが、受講者からは内容が評価されており、今後の経営改善につながるものと思われ、一定の成果はあった。
○受講者が少なめであったことから研修開催形態全般について検討し、周知の強化及び出席しやすい設定とする必要がある。
○農政改革などが進む中、地域の担い手育成の観点からの本研修は有効なものとなってくると考えられる。

<改善点>
□開催時期、回数、場所などの改善を検討予定

財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 35 0 0 0 0 0 0 0 35
要求額 7,522 0 0 0 0 0 0 0 7,522

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 7,522 0 0 0 0 0 0 0 7,522
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0