・平成25年5月に開催された第64回全国植樹祭を契機に、県民が環境のために自ら行動する「とっとりグリーンウェイブ」を更に進めていくことが必要。
・県内の森林資源が充実しつつある中、全国植樹祭で醸成された『木を植えて大切に育てる』という意識だけでなく、木を使って森を育てるという意識を育てていきたい。
・そのため、子育て王国である本県において、子どもの健全な成長に寄与し、木の良さやその利用の意義を学ぶ「木育」に取り組むことが有効。
・平成26年度は木育を知るきっかけとして、8月に東京おもちゃ美術館の協力のもと「木育キャラバンinとっとり」を開催し、子どもから大人まで、木を生活に取り入れることの良さや森林づくりの大切さを学ぶ取組を実施するとともに、木育スペース『赤ちゃん木と森の広場(木育広場)』」を年度内に製品化を実施。
・次年度は、木育キャラバンの開催、各自治体の木育の取組の支援を行い、引き続き、木育の推進及び定着を図る。
(1)木育キャラバンの開催
・木育キャラバンを開催し、広く全県に木育をPRする。
・併せて、県内市町村の木育関係担当者を集めた「木育円卓会議」及び「木育講演会」を開催し、市町村における木育推進を図る。
(2)とっとり赤ちゃん木と森の広場(木育広場)の管理運営
・県内の建築関係の学生がデザインした「木育スペース『赤ちゃん木と森の広場(木育広場)』」を県民の方に利用していただくため、委託して管理運営を行う。
・製品化した木育広場は、公共施設への設置や各種子育てイベント等に貸出しを行うことで、木育の取組を後押しするとともに、県民に広く県産材の良さと、木を使って森を育てる大切さをPRする。
(3)木育推進事業(新規)
・木育の取組を全県に普及させるため、木や森と関わり、木や森に親しむや理解を深める活動に取り組む市町村及び団体等を支援する。