■被害木駆除に県単独助成を追加
<要求理由>
・伐倒シート被覆
緊急対策区域の水源地で薬剤による駆除ができない箇所での被害が予想される。この場合、カシナガの脱出を防止するにはシート被覆する必要があるが、この駆除方法は国庫補助の対象外である。
・根株シート被覆後の薬剤散布
根株の防草シート被覆後にカシナガが防草シートに穴を開けて脱出する事例が発生した。穴を補修するとともに根株から出てきたカシナガを薬剤で駆除する必要があるが、この駆除方法は国庫補助の対象外である。
・被害木調査
今年度、大山町におけるナラ枯れ被害木の発生は、前年度と比較し本数が増え広範囲に拡散したため、大山町による地上調査は困難を極め、のべ百人役超の職員を投入した大規模なものとなった。県としても、駆除対策を年度内に完了させるための早期発注につながる早期調査完了が最重要と考え支援する。