現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成27年度予算 の 農林水産部の鳥取県獣医師職場体験研修事業
平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:畜産業費 目:家畜保健衛生費
事業名:

鳥取県獣医師職場体験研修事業

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農林水産部 畜産課 衛生環境担当  

電話番号:0857-26-7286  E-mail:chikusan@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算額 802千円 777千円 1,579千円 0.1人 0.0人 0.0人
27年度当初予算要求額 1,052千円 777千円 1,829千円 0.1人 0.0人 0.0人
26年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:1,052千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:802千円

事業内容

1 事業概要

鳥取県の獣医師職員(畜産及び公衆衛生部門)を確保するため、本県出身の獣医系大学生や鳥取大学獣医学科の学生を対象に鳥取県の獣医師職場での体験研修を行う。

2 事業内容

獣医系大学の4〜5学年に在籍する県内出身者等を対象に、1週間の日程で家畜保健衛生所、畜産試験場、食肉衛生検査所等での職場体験研修を開催する。

     研修参加者の旅費、宿泊代を県が負担する。
    (1)対象者
       獣医学系大学の4〜5学年に在籍する学生で、鳥取県出身又は鳥取県職員への就業を希望する者。1回あたり6名研修を時期を分けて2回実施する
    (2)研修日数
      5日間(月〜金)
    (3)研修内容
      ・県の農林水産業の概要、獣医師職場(畜産、公衆衛生)の業
       務説明
      ・職場体験研修
      ・若手職員との意見交換会
    (4)事業費 1,052千円(県費)
       使用賃借料 169千円
       特別旅費   859千円
       食糧費     24千円
    (5)実施主体 県    

3 事業実施年度

平成27年〜28年度

4 現状、背景

(1)獣医系大学の卒業生は、毎年900名程度が国家試験に合格し、約半数が小動物臨床(ペット病院)を志望する傾向が続いている。全国の都道府県獣医師職員の採用枠は400名前後であるが、新卒者からは100〜120名程度しか確保できていない状況(農林水産省調べ)。
(2)各県とも獣医師職員の確保には苦慮しており、採用年齢引上げ等により対応を図っているが、一方で、獣医師職員の年齢構成が高齢にシフト。
(3)県内から獣医系大学に進学している学生は毎年4〜5名程度であり、県外進学者の地元就職割合の増加、あるいは鳥取大学からの県への就職対策を講じる必要がある。
(4)獣医学生の大部分は大学入学時に公務員獣医師の業務を知らないため、卒業後の就業先の選択肢として学生に情報提供し、実際に体験してもらうことが必要。



これまでの取組と成果

これまでの取組状況

(1)平成4年からふるさと獣医師修学資金制度を設け、鳥取県の産業動物診療又は家畜衛生行政への就職を希望する学生に修学資金(奨学金)を貸与。
 
(2)獣医系大学が開催する就職説明会等への参加
 生活環境部と協力して、主に県内出身者が在学する大学の訪問や就職説明会に参加。 H26年度は5大学に参加。

(3)鳥取大学との連携
 @大学入門ゼミ(1〜2年生対象)
  卒業後の進路の参考としてもらうため、大学が主催する分野別獣医師の職場業務説明会。鳥取県から2名(畜産課、食肉衛生検査所各1名)が参加し、公務員獣医師(農林、公衆衛生)の業務を説明。
 A公務員獣医師業務説明会(3〜5年生対象)
  県職員獣医師の業務(農林、生活環境、福祉保健部)を講義形式で説明。
(4)インターンシップの受入れ
  県人事企画課が実施するインターンシップに3名(家畜保健衛生所、畜産試験場、衛生環境研究所各1名)受入れ。また、中央畜産会が実施するインターンシップで2名受入れ。

(5)県内高校訪問
  進路担当教員に、獣医師の職域について情報提供。

これまでの取組に対する評価

(1)ふるさと獣医師修学資金は、平成4年からの貸与者40名中25名が鳥取県職員として就職しており、重要な制度である。学生が貸与に踏み切るには県の農林水産業の状況や家畜保健衛生所等の業務を理解することが必要。また、他県も同様の制度を設けている。

(2)訪問する大学数を増やすことが必要。

(3)公務員獣医師業務説明会への学生の出席は任意であるが、参加率は高い。座学での説明であり、現場でも実習も必要。

(4)県インターンシップは獣医系学生に限っていないことから、獣医師の確保に繋がらないケースがある。中央畜産会主催のインターンシップは配属が各県に割り振られており、地元に帰る予定のない学生の確保には効果的。


財政課処理欄


県外からの旅費については、1/2負担とします。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 1,052 0 0 0 0 0 0 0 1,052

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 802 0 0 0 0 0 0 0 802
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0