これまでの取組と成果
これまでの取組状況
◆東日本大震災、セウォル号事故など、厳しい環境のなか定期運航が継続され、日韓露を結ぶ唯一の国際定期フェリー航路を有する境港の優位性とプレゼンスが向上した。
◆就航6年目以降は、運航会社の自立的な運航に向け、1往復当たりの補助限度額の上限を1,500千円から1,000千円に低減した。
これまでの取組に対する評価
◆環日本海貨客船航路は、これまでの定期運航の継続により、鳥取県と対岸諸国を結ぶ物流、観光のインフラとして、着実に定着し様々な波及効果をもたらしている。
◆日本海を横断しロシアと結ばれている貨客船航路として、安定運航が継続できているのは、この境港の航路のみ。運航会社の努力と関係する自治体の支援が重なり、官民挙げて支えてきた結果。
◆旅客、貨物の増加、運航会社の経営改善など、航路の運航状況は確実に安定化に向かっていたが、セウォル号沈没事故、ロシア経済の低迷など、航路を取巻く環境は厳しくなっており、航路の安定化が急務となっている。