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平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:労働費 項:労政費 目:労政総務費
事業名:

県内雇用ミスマッチ解消事業

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商工労働部 就業支援課 就業支援担当  

電話番号:0857-26-7229  E-mail:shugyou-shien@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人
27年度当初予算要求額 4,726千円 7,765千円 12,491千円 1.0人 0.0人 0.0人
26年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:4,726千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

政策戦略査定:経済対策前倒し 

事業内容

1 事業の目的

県内雇用ミスマッチ解消のため、

     (1)人材過剰な業種求職者の職業意識を転換
     (2)人材不足業種企業の処遇改善を促進
     (3)人材不足業種(企業)の情報発信によるイメージアップ推進
       ⇒人材過剰業種から不足業種への労働移動促進

2 事業の内容

(1)キャリアコンサルティングの強化
 人材過剰の業種求職者の職業意識を転換するために、求職職種以外の仕事も自身にとって「意味のある、やり甲斐の持てる」仕事であることを気づかせることが重要であり、求職者へのカウンセリング等就業支援員によるャリアコンサルティングを強化する。
 ○就業支援員のキャリア・コンサルティング能力向上
  若者しごとぷらざの就業支援員に、厚労省が所管(委託)する「キャリア・コンサルタント基礎講習」(県内で年2回程度開催)を受講させて、キャリアコンサルティング能力の向上を図る。
  また、経年3年以上の支援員を対象にキャリア・コンサルタント資格(民間資格・厚労省指定評価試験)取得を促し、カウンセリングからキャリア形成まで一貫して支援のできる支援員を養成し、人材不足企業へのマッチング向上に繋げる。
○求職者向け意識改革セミナーの開催
  就業支援員が担当する就職相談者で、人材過剰の業種を求職中にあって就職先が決まらない者を対象に外部の著名なキャリア指導者等による職業意識の転換を促すセミナーを実施し、キャリアコンサルティングの効果アップを図る。
 
(2) 処遇改善支援
 人材不足業種企業等で、当該ミスマッチを解消するため新たに処遇改善を図る取組を支援る。
 26年度に人づくりによる経済成長戦略推進事業により処遇改善に取り組んだ人材不足業種企業等については、希望により社会保険労務士によるフォローアップ支援を行う。
○処遇改善支援
   緊急雇用基金事業により対応
 ○フォローアップ支援(業務委託)
 ・対象事業者  
   H26実施の人づくり事業の支援企業のうち、人材不足業種
 企業  …30社程度を想定
 ・業務内容
   人づくり事業で取り組んだ処遇改善(賃金向上、正社員転換、人事評価・メンター制度等整備)の状況チェックと社内規程の点検、整備、適正運用等に係る相談指導
  ・委託先(想定)  鳥取県社会保険労務士会
(3)ミスマッチ業種魅力情報発信

  人材不足(ミスマッチ)業種企業の事業内容紹介から最新の求人情報等を一体的に発信するサイト等を整備し、学生・生徒から一般求職者まで当該ミスマッチ業種への関心と就職意欲向上に繋げる。
 ・業務内容
   ふるさと鳥取県定住機構が公開する就活情報サイト「とっとり仕事・定住人材バンク」に、新たに人材不足業種企業(団体)の仕事の魅力や新たな取組、業界事情等の情報を発信するコーナーを設け、学生や求職者に向けてPRする。
・想定委託先(案)   ふるさと鳥取県定住機構
    (関係予算は、他事業と併せて別途要求)

3 事業費

(1)キャリアコンサルティング強化(2,254千円)
 <就業支援員養成経費 1,254千円>
    ・キャリアコンサル資格取得、基礎講習受講  
 <意識改革セミナー経費     1,000千円>    
    ・外部講師謝金等(年2回、東・中・西部開催) 810千円
    ・会場使用料、周知用ポスター・チラシ作成等 190千円
(2)処遇改善支援(2,472千円)
   ・フォローアップ(コンサル)  2,472千円
 (3)ミスマッチ業種魅力情報発信(別事業で要求)

4 事業の効果等(ミスマッチ解消の取組)

ミスマッチ解消に向けた戦略展開として、次のテーマにより支援事業等を実施し、各事業との相乗効果でミスマッチの解消を目指す
<ミスマッチ解消の戦略展開> 
      テーマ       要求事業名
1 求職者の業種(仕事)に対する意識改革    ・県内企業魅力発見事業
 (キャリア教育、インターンシップ等)
・キャリアコンサルティング強化 
2 企業のイメージアップ
(情報発信) 
・ミスマッチ業種魅力情報発信
3 処遇改善・処遇改善支援
・人づくりによる経済成長戦略推進
 (緊急雇用基金 H26年度より継続)

5 事業の背景・課題

○有効求人倍率が1倍前後を推移する状況下、求人数が求職者
数を上回る人材不足のミスマッチ分野が拡大している。
   (⇒建設業、介護福祉、飲食・接客給仕、自動車運転業務)
  一方で、求職者が求人を上回る人材過多のミスマッチ分野も拡大
   (⇒事務系、機械組立 等)
 ○ミスマッチの背景には、以下の課題が考えられる
   ・求職者の職業意識
    ⇒見た目や世間の風評、清潔感等で選択(3K職種を敬遠)
      給与や勤務時間、仕事内容等において安定度を重視
   ・業種のイメージが良くない(PRが不十分)
   ⇒人気業種に比べてPR露出度が少ない。
     仕事がきつい等のマイナスイメージが定着。
   ・業種企業の処遇条件が不十分
    ⇒勤務に対する給与等の処遇条件が十分でない。
     人事評価や休業制度等の規程整備が十分でない。

雇用ミスマッチ解消の戦略展開



財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 4,726 0 0 0 0 0 0 0 4,726

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0