1 概要・背景
■小鹿第一線は小鹿第一発電所で発電した電力を、小鹿第二発電所まで送電する施設。
(小鹿第二発電所で発電した電力と合わせて小鹿第二発電所から中国電に送電している。)
■小鹿第一発電所から直接中国電力に送電できる新たな送電線を中国電力に設置してもらうこととなり、平成22年7月に覚書を締結した。
■新旧送電線の切替は平成27年に実施することとし(小鹿第一発電所の細密分解点検工事と同時実施)、切替終了後、小鹿第二発電所までの送電線を撤去する。
■昭和32年の運用開始以来60年近くが経過し、耐用年数を超えて老朽化が著しく、早期の切替えが必要。
2 内容
■除却費( 下記の撤去 )
・ 鉄塔、鉄柱 49基
・ 塔柱基礎 49基
・ 電線 4条(約30.8km)
・ ガイシ類 一式
■補償費
・ 立木・仮設用地等補償 一式
3 継続費要求の理由
■送電線は田畑を含む山間部に位置して延長が長く(約7.7km)、撤去にあたっては仮設用地、立木補償等の地権者説明・協議等が必要で、当該協議が整った区域から逐次工事発注するものであり、切替及び撤去工事に3ヶ年が必要と推測される。
4 スケジュール
平成27年度 | 小鹿第一線新旧切替に支障となるNo.1鉄塔と電線の一部撤去、立木・仮設用地等補償 |
平成28年度 | 旧送電線撤去、立木・仮設用地等補償 |
平成29年度 | 旧送電線撤去、立木・仮設用地等補償 |
5 所要経費(年割額)
(単位:千円)
(項目) | 平成27年 | 平成28年 | 平成29年 | (合計) |
除却費 | 36,580 | 128,031 | 18,290 | 182,901 |
補償費 | 2,079 | 7,275 | 1,038 | 10,392 |
合計 | 38,659 | 135,306 | 19,328 | 193,293 |
※ H27〜H29 継続費要求