現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成27年度予算 の 総務部の自動車保有関係手続のワンストップサービスシステム導入検討事業
平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:徴税費 目:賦課徴収費
事業名:

自動車保有関係手続のワンストップサービスシステム導入検討事業

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

総務部 税務課 企画担当  

電話番号:0857-26-7052  E-mail:zeimu@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算額 6,379千円 1,553千円 7,932千円 0.2人 0.0人 0.0人
27年度当初予算要求額 9,158千円 1,553千円 10,711千円 0.2人 0.0人 0.0人
26年度当初予算額 581千円 1,548千円 2,129千円 0.2人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:9,158千円  (前年度予算額 581千円)  財源:一般財源及び寄付金 

一般事業査定:一部計上   計上額:6,379千円

事業内容

1 事業概要

自動車保有関係手続のワンストップサービスの全都道府県稼動に向けて本県でも導入を検討している。自動車保有関係手続のワンストップサービスシステムとは自動車を保有するため運輸支局、警察署、県税部門等各関係機関へ出向いて行わなければならない手続きをインターネットで一括して行うシステム。<通称:OSS>

2 事業の背景

・OSSはe−Japan重点計画において国の重要施策として推進され、国土交通省、総務省、警察庁、国税庁が共同でシステムを開発。平成17年12月に東京、神奈川、愛知、大阪、18年4月に埼玉、静岡、19年1月に岩手、群馬、茨城、兵庫、平成25年度から奈良県で稼動開始。(計11都府県) 

    ・ 中央のインターフェースシステムに各都道府県、各関係省庁等のサブシステムから接続し情報のやり取りを行う。
    ・ OSSの円滑な導入と運用、自動車税・自動車取得税の納税者の利便性の向上、課税事務等の効率化・合理化のため都道府県の立場から必要な検討・調整を図る組織として「OSS都道府県税協議会」が平成16年6月に設立された。
    ・ 中央のインターフェースシステムのうち税務に関する部分については、OSS都道府県税協議会に貸与され、平成17年度以降は全都道府県の共有財産として運用管理されている。

3 OSSの導入効果

(1)申請者(納税者・ディーラー等)の利便性の向上
各関係機関へ出向く手間の軽減

・各関係機関の受付時間に関係なく手続可能

・代行手数料(登録手続、保管場所証明)の低廉化


(2)課税事務の効率化・合理化

・窓口における自動車税及び自動車取得税の税額チェック等の審査業務の軽減

・納税確認の電子化による継続検査用納税証明書の発行事務の消滅

4 OSS共同利用化システム

各都道府県が共同で利用するシステム(以下、共同利用化システム)を、国土交通省が一括的に調達する。
本県では、共同利用化システムを利用し、平成29年度中にOSSシステムの運用を開始する予定。

5 納税確認の電子化

納税確認の電子化とは、現在、紙ベース(納税証明書)で行われている継続検査時の自動車税の納税確認について、課税庁(都道府県)と車検を行う国土交通省(運輸支局)との間で電子的に情報をやり取りすることにより、利用者の利便性向上(納税証明書の添付の省略)、行政事務の効率化(納税証明書の再発行が不要となる)が可能となるものである。<通称:JNKS(ジェンクス)>
本県では、平成27年度中に運用を開始する予定。

6 昨年度からの変更点

・納税確認の電子化導入に係る県システム改修及び運用
・OSS共同利用化システム開発

7 所要経費 9,158千円

(単位:千円)
区分
摘要
要求額
委託料納税確認の電子化導入に係る県システム改修経費
(0)
2,779
負担金
(OSS都道府県税協議会平成27年度負担金額)
共有経費等
(81)
722
事務経費
(500)
500
納税確認の電子化運用経費
(0)
503
OSS共同利用化システム開発経費
(0)
4,654
合計
(581)
9,158
※要求額(  )内は、平成26年度当初予算額

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

平成17年12月の稼動開始後、約9年が経過するが、当初20年2月に予定されていた全都道府県稼動は11都府県に留まっている。OSS利用率は20年度2.6%、21年度は10.1%と低水準であったが、平成22年度24.9%、23年度50.8%、24年度59.0%、25年度60.9%と大幅に増加してきている。
 OSS共同利用化システムについては、平成29年1月からの稼働に向けて、準備が進んでいる。
 また、OSSシステム機能の一部である納税確認の電子化については、平成27年度4月から随時稼働することが決定し、準備が進んでいる。

これまでの取組に対する評価

【自己分析及び今後の方針】
 OSS都道府県税協議会に対して速やかな情報提供を依頼し、全国の利用状況、他道府県の導入予定の把握に努めている。
 都道府県レベルで運輸支局を幹事に、税務当局、警察本部、(社)日本自動車販売協会連合会をメンバーとする「OSS地域連絡会(仮称)」を22年度11月頃から開催し、導入に向けた課題を協議する。
【鳥取県の状況】
 納税確認の電子化システムについては、平成27年度中に導入予定。
 OSSシステム本体については、平成30年度中に導入予定。(刷新後の税務電算システムで対応予定)

財政課処理欄


 当県の県税システムについては、現在、新システムの構築に向けて準備を進めている状況であり、二重投資となる納税確認の電子化導入に係る県システム改修経費については費用対効果を考慮し計上しません。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 581 0 0 0 0 0 0 0 581
要求額 9,158 0 0 0 0 0 0 4,654 4,504

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 6,379 0 0 0 0 0 0 4,654 1,725
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0