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平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:計画調査費
事業名:

県庁基幹システム刷新事業(システム開発)

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総務部 情報政策課 システム刷新室  

電話番号:0857-26-8319  E-mail:jouhou@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算額 629,518千円 38,825千円 668,343千円 5.0人 0.0人 0.0人
27年度当初予算要求額 629,518千円 38,825千円 668,343千円 5.0人 0.0人 0.0人
26年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:629,518千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:629,518千円

事業内容

1 事業概要

県庁業務の効率化と運用保守経費の削減等を図るため、運用開始から20年以上経過し、老朽化・陳腐化している県庁基幹システム(財務会計、税務、給与)を刷新(再構築)する。

2 事業内容

庁全体の業務の効率化、運用コスト削減を目指し、県全体で利用できる共通システム(仕組み)を構築する。

    <方向性>
    • システム全体最適化を図るオープンなシステム構築
    • 鳥取県クラウドサーバの活用による運用コスト削減

    (1)刷新するシステムの範囲と主な内容
    システム名
    主な内容
    財務会計システム
    (再構築)
    • すべての会計事務の電子化及び電子決裁化の導入
    • 操作画面の改善による入力作業の効率化(プルダウン等)
    税務システム
    (再構築)
    • 外部システムとの連携機能の充実(OSS、マルチペイメントネットワーク導入等による県民利便性の向上)
    • 自動計算機能の搭載(延滞金等)
    給与・勤怠管理システム
    (再構築)
    • 申請の電子化を警察・小中学校・病院まで拡大
    • システム対象を非正規職員まで拡大
    • 勤怠情報(時間外、休業、休暇等)の一元集約
    共通基盤システム
    (新規構築)
    • 各基盤システムに共通する機能、データを一元管理する基盤を新規構築

    (2)開発スケジュール
     システム間連携の役割を担う共通基盤システムを先行導入した上で、他システムを順次導入する。

    (3)開発経費等
(単位:千円)
システム名
開発経費
保守・運用経費
共通基盤
294,742
278,566
573,308
財務会計
437,139
177,310
614,449
税務
711,256
398,755
1,110,011
給与・勤怠管理
836,309
225,445
1,061,754
      計
2,279,446
1,080,076
3,359,522
    ※ただし、保守・運用経費は構築から5年間
    ※税率(8%)込み

3 期待される効果

(1)県行政(財政)のメリット
 削減効果 ▲3.6億円相当/年
       (業務効率▲2.6億円/年、運用経費▲1億/年)
  • システムの操作性の向上やシステム未導入組織へのシステム展開等により、大幅な業務時間の削減が見込まれる。
  • 鳥取県クラウドサーバ利用による運用・保守経費の削減が見込まれる。
(2)県民サービスの向上
  • マルチペイメントネットワークやワンストップサービスシステムとの連携により、県民の利便性が向上する。
(3)県内経済の活性化
  • ICT関連企業の高度な技術力や経験の蓄積、システムエンジニアなどの雇用拡大が期待できる。

4 開発経費等

<今年度所要額>
  • 開発経費                   628,934千円
  • システム評価委員会 報酬・費用弁償(5回分)                                584千円
      ⇒対象システム
        財務会計システム、税務システム、給与システム
        各システムごとに2回開催(仕様書検討、提案内容評価)
        ※ただし、財務会計システムは1回分(H26年度開催予定のため)  

    <債務負担(H28〜34)> 
    • 財務会計・税務・給与システム開発経費等  
                             2,210,282千円  

    【年度別開発経費等】                                                                       (単位:千円)
    H27
    H28
    H29
    H30〜34
    共通基盤
    開発
    53,002
    241,740
    0
    0
    294,742
    運用
    0
    13,929
    55,713
    208,924
    278,566
    財務会計
    開発
    167,875
    269,264
    0
    0
    437,139
    運用
    0
    0
    35,462
    141,848
    177,310
    税務
    開発
    189,193
    229,486
    292,577
    0
    711,256
    運用
    0
    0
    19,938
    378,817
    398,575
    給与
     
    開発
    218,864
    242,428
    375,017
    0
    836,309
    運用
    0
    0
    15,030
    210,415
    225,445
    628,934
    996,847
    793,737
    940,004
    3,359,522
    ※共通基盤システムの開発経費等(573,308千円)は、H26.11補正で債務負担要求。

  • これまでの取組と成果

    これまでの取組状況

    【平成22年度〜】
     県では、業務の工程表の公開、サマーレビュー、事業棚卸しによる事務事業の内部・外部からの点検に加え、平成22年度からトヨタ方式を参考にした鳥取県版カイゼン活動に全所属で取り組むことで業務の効率化と歳出削減を実施。

    【平成24〜25年度】
     全庁的に大きな改善効果が期待できる3つの基幹業務(財務会計・税務・給与)について、制度見直しやシステムの再構築も視野に、抜本的な業務改善に向けた「県庁基幹業務刷新プロジェクト」を設置。
     これまでの取組みにより、県庁業務のさらなる効率化及び全体最適化を目指したシステム刷新を図るため、共通基盤の構築を含めた、財務、税務、給与システムの再構築について有効性が示された。

    【平成26年度】
     三菱総合研究所にプロジェクトマネジメント業務を委託し、システムの基本設計を実施。

    これまでの取組に対する評価

    PMに委託することにより、PMの専門的な知見を踏まえ、必要なシステム機能を精査し、4システム(共通基盤、財務、税務、給与)の再構築方針等の決定など、本来、正職員の行うべき業務の縮減に大きく寄与。

    財政課処理欄


    要求額の財源内訳(単位:千円)

    区分 事業費 財源内訳
    国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    要求額 629,518 0 0 0 0 0 0 0 629,518

    財政課使用欄(単位:千円)

    区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    計上額 629,518 0 0 0 0 0 0 0 629,518
    保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0