現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成27年度予算 の 商工労働部のコンテンツビジネス支援事業
平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:商工費 項:工鉱業費 目:中小企業振興費
事業名:

コンテンツビジネス支援事業

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

商工労働部 産業振興課 産業支援担当  

電話番号:0857-26-7246  E-mail:sangyou-shinko@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算額 4,500千円 4,659千円 9,159千円 0.6人 0.0人 0.0人
27年度当初予算要求額 17,382千円 4,659千円 22,041千円 0.6人 0.0人 0.0人
26年度当初予算額 20,880千円 4,644千円 25,524千円 0.6人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:17,382千円  (前年度予算額 20,880千円)  財源:単県 

一般事業査定:一部計上   計上額:2,500千円

事業内容

1 概要


     平成24年度のアルファビル竣工やデジタルハリウッドSTUDIO米子開校など、県内でコンテンツを活用したまちづくりや事業が進みつつある状況である。
     コンテンツ産業を本県の成長産業として振興するため、コンテンツビジネスに取り組む県内中小企業者等の活動を支援する。

2 内容


(1)(仮称)コンテンツビジネス支援補助金【14,662千円(18,160)千円】
 コンテンツビジネスに取り組む県内中小企業者等のビジネス展開や販路開拓を支援する(現在2つある補助金を統合)。

○対象者(いずれかの要件を満たす者)
・県内中小企業者
・企業共同体(県内企業の構成比が3分の2以上かつ事業主体が県内企業であること)

○補助対象事業等(新規採択分)
ア 販路開拓型
補助対象事業県外で開催される展示会・商談会等への出展
県外での店舗内店舗等の設置
補助率2分の1
上限額1,000千円(×3件)
事業期間最長12か月

イ 事業展開型
(ア)国内型(イ)海外型
補助対象事業国内市場でのビジネス展開(コンテンツ開発やコンテンツを活用した新商品開発、コンテンツを活用したパッケージ開発等)海外市場でのビジネス展開(コンテンツを活用した既存商品のローカライズ(現地化)、現地のニーズに合わせた新しい商品開発等)
※展示会・商談会等への出展に係る経費は販路開拓型とし、事業展開型では対象外とする。
補助率2分の13分の2
上限額2,000千円(×2件)5,000千円(×1件)
事業期間最長12か月最長24か月

債務負担行為
  販路開拓型、国内型 H28
  海外型 H28〜H29

○採択方法
 事業展開型は審査会により事業を採択。

○予算
 平成27年度 新規採択分 12,000千円
 平成26年度 継続分 2,500千円
 審査委員会経費 162千円

2 内容(続き)

(2)コンテンツ産業コーディネート事業【2,720千円(2,720)千円】
 県内のコンテンツ産業の活性化、拠点化を推進するため、コンテンツビジネスに精通し、業界にネットワークを有する人材を有する一般社団法人山陰コンテンツビジネスパーク協議会(MAMM)に対して以下の業務を委託する(西部総合事務所にて実施)。
 ア 県内事業者とのマッチング
 イ 県外事業者とのマッチング
 ウ 人材育成ワークショップ
 エ 情報発信 等

3 前年度からの変更点

「コンテンツビジネスチャレンジ補助金」と「コンテンツ産業販路拡大等事業支援補助金」を統合する。

4 要求額

細事業名
要求額(前年度)
(単位 千円)
コンテンツビジネス支援補助金
14,662(18,160)
コンテンツ産業コーディネート事業
2,720 (2,720)
17,382(20,880)


これまでの取組と成果

これまでの取組状況


(1)コンテンツビジネスチャレンジ補助金
・まんが・アニメ等のコンテンツを活用したビジネスに取り組む事業者を支援するため、「まんがコンテンツビジネスチャレンジ補助金」を平成24年度に創設。
・平成26年度に名称から「まんが」を削除するとともに「海外型」を新設。
・交付実績は次のとおり。
 平成24年度:2件(古事記キャラクターの漫画化、子供向けキャラクター医療キャラクターの開発)
 平成25年度:1件(電動3輪自転車の販路開拓)
 平成26年度:2件(古事記をテーマにしたゲーム制作、gif作成アプリの開発)

(2)コンテンツ産業販路拡大等事業支援補助金
・県外で開催される見本市・展示会等への出展や県外で店舗内店舗等の設置時に要する初期投資等に対して支援する「コンテンツ産業販路拡大等事業支援補助金」を平成25年度に創設。
・交付実績は次のとおり。
 平成25年度:4件(県外での大規模展示会出展等)
 平成26年度:6件(県外での大規模展示会出展等)

(3)コンテンツ産業コーディネート事業
・平成25年度より、コンテンツビジネスに精通し、業界に人脈を有する一般社団法人山陰コンテンツビジネスパーク協議会(MAMM)へ次の業務を委託。
 県内企業への助言・指導
 県外への県内企業情報の発信やマッチング等
・ビジネスマッチング・コーディネートに係る事業実績は次のとおり。
 平成25年12月 スマホアプリ開発企業と県内クリエイターのビジネスマッチング説明会
 平成26年2月 Googleと県内クリエイターのビジネスマッチング説明会
 平成26年10月 NHN Play Art(株)、(株)サンリオ担当者による講演会

(4)県内のコンテンツビジネスに係る活動について
・平成23年に設立された山陰コンテンツビジネスパーク協議会は、平成24年4月に一般社団法人化され、コンテンツに係る地域連携組織として活動している。

・経済産業省の経営力強化実施地域モデル事業に認定され、平成25年10月にはコンテンツ商業拠点である「アルファビル」が整備され、誘致企業2社も入居している。

・東京におけるコンテンツビジネス支援の拠点として、「まんが王国とっとり秋葉原倶楽部」が平成25年10月に東京都秋葉原に開設されている。

これまでの取組に対する評価


・コンテンツ関係の補助事業については、県内事業者がコンテンツビジネスに取り組むきっかけ、コンテンツ関係の展示会に出展し広く県外に販路開拓を行うきっかけを作っており、利用者が多く、引き続き申請・利用が見込まれる状況である。

・アルファビルの整備に伴い、東京から企業が立地するとともに、隣接する中海テレビセンタービルにデジタルハリウッドSTUDIO米子が立地。同校でWebクリエイターの育成が始まっており、個人事業者として活動している方も出ている。

・コーディネート事業については、県内コンテンツ企業、クリエイターと県外企業とのビジネスマッチングが進んでいるところ。

工程表との関連

関連する政策内容

○知的財産を活用した県内企業の事業化支援

関連する政策目標

○県内企業が知的財産を戦略的に活用できる基盤づくりを行う。


財政課処理欄


 コンテンツビジネス支援補助金はH26継続分のみ認めますので、今後はコンテンツビジネス支援のあり方も含め、成功事例の創出に向けた施策の検討を行ってください。また、コンテンツ産業コーディネート事業についてはゼロとしますので、県内コンテンツ産業の人材育成の手法を再検討してください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 20,880 0 0 0 0 0 0 0 20,880
要求額 17,382 0 0 0 0 0 0 0 17,382

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 2,500 0 0 0 0 0 0 0 2,500
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0