これまでの取組と成果
これまでの取組状況
食育は、家庭での健全な食生活の実践が基本であり、県民一人ひとりの実践を促すために、保育所、学校、地域、生産者、食品事業者、市町村が様々な切り口から県民に対する教育や普及啓発を行ってきた。
本県では、食育基本法に基づく都道府県食育推進計画として、「食のみやことっとり〜食育プラン〜(H20〜24)」を策定。
食育の総合的な推進を図るため、関係課及び関係団体等と連携して、食育の推進を図ってきた。
◆情報共有・ネットワーク
「健康を支える食文化」専門会議 (H20〜)
圏域食育推進ネットワーク交流会(H24〜)
食育実践セミナー(H22〜23)
◆指導者研修会
幼児の心と体を育むクッキング活動実践モデル事業(H24〜26)
幼児のクッキング活動指導者育成事業(H23)
食育担当者研修会(H19〜22)
◆情報発信・普及啓発
キラリと光る食育推進活動知事表彰(H24〜)
アイデア健康食生活募集事業(H23)
食育レポート活動事業(H23)
食育推進事業(H19)
これまでの取組に対する評価
●食育プラン(H20〜24)で定めた目標値は、改善傾向に推移。
目標達成:学校給食における地産地消率の向上、楽しく食べる子どもの増加
改善傾向:子どもの朝食欠食率の減少、食事バランスガイドの認知度向上、飲食店における栄養成分表示の増加
悪化傾向:成人男性の朝食欠食率
●食育基本法が施行された平成17年以降、県内の食育活動は増加し、ほとんどの団体が今後も活動を継続・増加させる意欲がある。
●食育に取り組むことにより、県民の意識や行動に変化を感じている。
●今後の取組方針・課題
@健全な食習慣の定着、食に関する感謝の心の涵養、食文化の継承など、県民一人ひとりが実践できるようになるためには、一過性でなく、継続した取組が必要。
A食育に取り組む関係者同士が手をつなぐ意識も育ちつつあるので、情報共有ができる場を継続して提供していくことが必要。