現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成27年度予算 の 生活環境部のとっとりの豊かな自然と山の魅力発信事業
平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:衛生費 項:環境衛生費 目:環境保全費
事業名:

とっとりの豊かな自然と山の魅力発信事業

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生活環境部 緑豊かな自然課 自然公園担当  

電話番号:0857-26-7200  E-mail:midori-shizen@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算額 26,798千円 3,106千円 29,904千円 0.4人 0.0人 0.0人
27年度当初予算要求額 26,798千円 3,106千円 29,904千円 0.4人 0.0人 0.0人
26年度当初予算額 2,468千円 3,096千円 5,564千円 0.4人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:26,798千円  (前年度予算額 2,468千円)  財源:単県 

政策戦略査定:計上   計上額:26,798千円

事業内容

1 事業の目的・背景

○平成26年に山の日が制定(平成28年施行)され、人々が登山やトレッキング等の自然体験活動に関心を持ち、これらのニーズ

    が高まることが予想される。本県においても、これを利用や誘客につなげる絶好のチャンスとらえ、制定の趣旨(「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」)に沿った、とっとりの山ならではの自然体験の機会を、様々な地域や年齢層等の人々に提供する取組を行う。
    ○本県の自然公園エリアを代表する山である『氷ノ山』、『三徳山』、『船上山』、『大山』(以下「4山」という。)は、自然、景観、歴史、文化等にそれぞれ特色ある素晴らしい素材を有している。この素材を生かし、さらなる魅力の発信や環境整備を行うことにより、様々な地域や年齢層等の多様な人々が、自然に触れ合い、親しみ、五感で体験していただく機会を創出し、誘客や保全意識の創出につなげる取組を行う。

2 「山の日」から始まる自然と触れ合う機会の創出

8月11日を「山の日」と定める改正祝日法(平成28年施行)が制定されたことを受け、自然に親しみ、保全意識の創出につなげる取組を実施する。
事業名
要求額
(千円)
(1)山の日制定記念
9,076
 【新規】山岳アドベンチャーラリーinTOTTORI
3,038
 【新規】山歩きの魅力や安全登山、登山文化を考える
     講座
  
6,038
(2)自然体験活動・普及啓発
2,654
 【新規】氷ノ山みんなで守る登山Do(道)
    736
 【新規】三徳山ふれあい自然体験教室
    330
 【継続】大山キャリーアップボランティア
   1,588
(3)気運醸成・保全活動等の支援・ネットワーク形成
  2,230
 【新規】とっとり自然の豊かさと山の魅力発信事業【補助】
2,200
 【新規】「全国山の日協議会」への入会
     30
合計
 13,960


(1)山の日制定記念(要求額 9,076千円)

 【新規】山岳アドベンチャーラリーinTOTTORI

  ・4山でのアウトドア・登山、ボランティア、自然体験プログラム参加者(氷ノ山自然ふれあい館「響の森」、三徳山拠点施設、大山自然歴史館等)を対象にポイント制(難易度等によりポイントを区分)のスタンプラリーを実施。 
 【新規】山歩きの魅力や安全登山、登山文化を考える講座

  ・山に親しむ機会を創出する取組として、山岳・自然関連の出 版社等(想定:山と渓谷社)とタイアップし、山歩きの魅力や安 全登山、登山文化を考える講座を開催。
  ・山岳・アウトドアの専門家・著名人を招聘し、屋内での講習会、登山・山歩きの実践講座を開催。雑誌等により県内外に情報発信。

(2)自然体験活動・普及啓発(要求額 2,654千円)
 【新規】氷ノ山みんなで守る登山Do(道)

  ・氷ノ山登山道の修繕に必要な資材の運搬(登山口〜山頂まで)をボランティアで実施。
 【新規】三徳山ふれあい自然体験教室
  ・三徳山の自然観察等を環境省レンジャーと連携して実施。

 【継続】大山キャリーアップボランティア
  ・大山夏山登山道の修繕に必要な資材の運搬(登山口〜頂上)までをボランティアで実施。
(3)気運醸成・保全活動等の支援・ネットワーク形成(要求額 2,230千円)

 【新規】とっとり自然の豊かさと山の魅力発信事業【補助】

  ・「山の日」施行に向けて普及啓発活動(フォーラム等)に取り組む団体等を支援する。

  ・平成28年7月に「第49回全国ホタル研究会鳥取県よなご大会」(主催:全国ホタル研究会)が米子市を主会場に開催される。本大会の開催に向けた県内の団体等の普及啓発活動等の取組を支援する。 

 ・オオクチバス等の特定外来種の駆除、身近な希少野生動植物の保護等を通じて、生物多様性保全の普及啓発等に取り組む団体を支援する。
 【新規】「全国山の日協議会」への入会
   ・山岳5団体(日本山岳協会、日本勤労者山岳連盟、日本山岳会、日本山岳ガイド協会、日本ヒマラヤン・アドベャー・トラスト)等で組織する「山の日」協議会に入会し、登山・山岳スポーツ等の振興と、保全活動に実績のある団体・個人とネットワークを形成する。

3 大山隠岐国立公園指定80周年記念に向けた気運醸成

○平成28年2月に迎える「大山隠岐国立公園指定80周年」を契機として、これまで展開されてきた先進的な自然保護活動とそれに支えられた大山の魅力を途絶えることなく継承し、国立公園として更なる発展を図る。
○三徳山地域は、平成26年3月に大山隠岐国立公園として編入、指定80周年を迎え、さらなる魅力発信や県内外からの利用、誘客に相応しい環境づくりが必要。このため町が行う駐車場整備等の基盤整備に対して支援する。
                          要求額:12,838千円
事業名
内容
要求額
(千円)
【継続】「大山隠岐国立公園指定80周年」に向けた準備環境省、岡山県、島根県ほか関係機関との連絡調整
    200
【継続】「大山の自然を守り育む活動展」の継続開催大山の一木一石運動や一斉清掃等の活動にかかる写真パネルを複数の場所で巡回して展示
    500
【新規】国立公園大山の魅力向上おもてなし研修自然保護ボランティア、自然公園指導員、ガイドを対象に接遇や緊急時対応等の研修を実施
    138
【新規】三徳山魅力発信基盤整備事業【補助金】町が行う駐車場、トイレ、修景伐採等の環境整備に対する助成(補助率:1/3)
12,000
合計
 12,838

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・平成20年から実施してきた大山キャリーダウンボランティアについては、のべ約1,800人が参加し、4tの汚泥が搬出されている。平成26年度には、登山道の修繕資材を頂上まで運搬するキャリーアップボランティアを実施し、183人が参加した。また、「大山環境宣言」の採択を契機に「大山環境フォーラム」や「大山の自然を守り育む活動展」を開催し大山の自然保護についてアピールしてきた。
・三徳山においては、国立公園編入を契機としたモニュメント等を整備するとともに、町が整備する拠点施設に対して補助を行った。
・山の日制定後、山の日をPRするため地域関係者と連携し、氷ノ山、大山等の各所でマナーアップキャンペーンを実施した。

これまでの取組に対する評価

・大山のボランティア活動については、大山の豊かな自然の魅力や、自然環境保全への配慮について普及啓発でき、また、知名度もアップしマスコミ掲載等により全国へPRされた。
・自然公園エリアへのさらなる誘客や保全意識の創出につなげるため、山の日制定をPRし、自然体験の機会を、様々な地域や年齢層等の人々に提供する取組を実施することが必要。

財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 2,468 0 0 0 0 0 0 0 2,468
要求額 26,798 0 0 0 0 0 0 0 26,798

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 26,798 0 0 0 0 0 0 0 26,798
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0