3 ジオパーク活動への支援(山陰海岸ジオパーク魅力活用総合補助金 一般事業15,422千円)
・民間団体や市町が行う山陰海岸ジオパークを活用した産業振興、ツーリズムの振興、受入態勢の向上につながる事業等に支援
4 ジオパークのさらなる魅力づくり
(1)アウトドア雑誌へのトレイルイベント情報掲載(債務負担分)(3,000千円)
(2)(新)山陰海岸ジオパークロングトレイル推進協議会(仮称)の立ち上げ(880千円)
・今年度実施中のルートの検討調査を踏まえ、具体的な取組の計画、実施に向けて、関係者で協議会を立ち上げる。
(3)(新)ロングトレイルルートの試行的運用(4,000千円)
・鳥取砂丘−浦富海岸ルートの旅行商品化の働きかけやイベントの開催により、ロングトレイルの周知と課題の把握を図る。
(4)(新)ロングトレイルの全国への情報発信(8,000千円)
・アウトドア雑誌とタイアップし、トレイルイベントの実施とその様子を全国へ情報発信する。
(5)ナツヤスミ宿題ラリー(一般事業3,600千円)
・小中学生の夏休みの宿題対策として、ジオパークガイド等を活用した体験学習講座を集中開催
(6)山陰海岸ジオウオーク補助金(一般事業1,500千円)
・鳥取市、岩美町、新温泉町をルートとするウオーキング大会への補助
(7)自然歩道の眺望景観回復(一般事業1,000千円)
・眺望回復のための雑木枝払、伐採等
5 おもてなし対策
(1)(新)ジオパークウエルカムサインの掲出(2,133千円)
・鳥取駅・鳥取空港のジオパーク看板のデザインを更新し、山陰海岸ジオパークへの歓迎を強調する。
・鳥取空港では、新たにロビーのバナーも使う。
(2)鳥取空港電照看板掲出料(一般事業1,296千円)
(3)鳥取駅ジオライナー看板掲出料(交通政策課)
6 調査研究活動の推進
(1)山陰海岸ジオパーク調査研究事業補助金(一般事業1,500千円)
7 旅行商品造成の推進・情報発信
(1)旅行会社等商品造成推進委託(一般事業5,000千円)
・県外旅行会社の職員招致、新たな旅行商品造成の支援を鳥取県観光連盟に委託
(2)広報宣伝費(7,128千円)
・県外に向けた山陰海岸ジオパークの情報発信と宣伝ツールの作成
(3)県政ジオバイザリースタッフの配置(一般事業496千円)
・山陰海岸ジオパークの活性化、情報発信のため、ジオバイザリースタッフを継続配置する。
(4)鳥取砂丘検定の実施(一般事業250千円)
・鳥取砂丘検定実行委員会負担金
8 他のジオパークとの連携
(1)隠岐世界ジオパークとの連携(1,800千円)
・両ジオパークを巡る旅行商品造成への支援
・隠岐汽船高速船の試験運航にあわせたガイド交流会
(2)(新)南紀熊野ジオパークとのガイド交流(400千円)
(3)中四国近畿ジオパーク連携共同PR(協議会事業)
9 その他
(1)山陰海岸ジオパーク推進協議会負担金(一般事業5,797千円)
・一般分4,976千円、APGN特別分821千円
(2)(新)非常勤職員の雇用(一般事業1,808千円)
(3)標準事務費等(一般事業5,464千円)
○山陰海岸ジオパークは、平成22年10月に世界ジオパークネットワークに加盟、平成26年には再認定審査をクリアし、地域において教育や観光活用に向けて様々な取り組みが進められているところ。
○再認定審査において審査員から、「4年前の指摘事項が改善されており、地元住民の活動も活発である。」などのコメントをいただき、今までの活動を着実に推進されていることが高く評価されたところ。
○しかしながら、外国人対応のさらなる充実、拡大エリアの地質学的PRのの推進、ジオパークエリア内の視認性の向上などの課題も指摘されたところである。
○平成27年度は、APGN山陰海岸シンポジウムの開催もあり、国際的な飛躍や教育、観光、保全等について山陰海岸ジオパークをさらにブラッシュアップし、さらなる推進を図る。