一部既存事業の組替を行い、危険箇所の把握及び危険水位の見直しに必要となる以下の検討を実施する。
項目 | 検討内容 | 手法 | 継・新 |
有堤部点検 | 脆弱性評価の優先度を決定するため、甚大な被害を引き起こす恐れがある築堤箇所を現地点検する | 直営 | 継続 |
河川カルテ作成 | 河川を適正な状態に維持するため、局所的な脆弱箇所を河川カルテとしてとりまとめる | 委託 | 継続
(※1) |
河川縦横断測量 | 河床の経年変化及び現況流下能力を把握するため、定期的に縦横段測量を実施する | 委託 | 継続
(※1) |
流下能力評価 | 河川縦横断測量データを用いて流下能力計算を行う | 委託 | 新規 |
堤防浸透流評価 | | | |
| 簡易評価 | 動水勾配による指標を用いて、洪水発生時の堤防安全性の評価を簡易的に行う(形状評価) | 委託 | 新規 |
浸透流解析調査 | 簡易評価において要検討となった箇所について、詳細な解析を行う(質的評価) | 委託 | 継続
(※2) |
堤防侵食評価 | 点検結果や流速を基に必要とされる護岸構造を比較することにより、堤防の侵食に対する安全度を評価する | 委託 | 新規 |
※1 H26までは水防対策費(重要水防区域の管理)で実施
※2 H26までは堤防浸透流対策事業で実施
・有堤部調査 C= 0千円( 0千円)
・河川カルテ作成 C=37,980千円(26,281千円)
・堤防縦横断測量 C=33,920千円(25,973千円)
・流下能力評価 C= 9,768千円( 0千円)
・堤防浸透流評価
簡易評価 C= 3,416千円( 0千円)
浸透流解析調査 C= 0千円(52,600千円)
・堤防侵食評価 C= 9,821千円( 0千円)
・河川・堤防診断(説明会・検討会)及び企画提案評価委員会経費(新技術・新工法を活用した技術提案型競争入札の実施)
報償費・交通費 C= 95千円( 0千円)
合 計 C=95,000千円(104,854千円)
※交付金事業で事業実施中の12河川については別途交付金により検討実施(C=30,955千円)
【スケジュール】
年度 | 検討対象 |
H27 | 水防警報河川の警報区間完了(19河川) |
H28 | 水位通報河川(水防警報区間以外を含む) 完了(29河川) |
H29 | その他の有堤部 完了(56河川) |