現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成27年度予算 の 県土整備部公共の国道431号外交通円滑化検討事業
平成27年度
6月補正予算 公共事業  一般事業要求      支出科目  款:土木費 項:道路橋りょう費 目:道路橋りょう総務費
事業名:

国道431号外交通円滑化検討事業

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

県土整備部 西部総合事務所米子県土整備局 計画調査課 計画調査課 

電話番号:0859-31-9721  E-mail:zaisei@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
現計予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人
補正要求額 10,000千円 0千円 10,000千円 0.0人
10,000千円 0千円 10,000千円 0.0人

事業費

要求額:10,000千円    財源:国庫70%(防災安全交付金 交通安全の効果促進事業)(C事業) 

一般事業査定:計上   計上額:10,000千円

事業内容

事業概要

国道431号の交通量は飽和状態にあり、慢性的な交通渋滞で円滑な自動車交通が確保できない状況。物流や観光振興、交通の安全確保に大きな支障となっている。

     このため、周辺道路への交通分散の対策を講じる必要があり、その障害となっている懸案交差点において、渋滞解消の対策検討等を行なう。

事業経緯

○平成21年度
西部圏域交通円滑化協議会を設置
  メンバー:国土交通省、道路企画課、西部総合事務所、警察本部、米子市、境港市、日吉津村
○平成22、23年度
 ・社会実験
  国道431号への交通を県道米子境港線等に誘導する看板を置し、看板誘導ルートの交通量増や国道431号の旅行速度の向上など交通分散の効果を確認。

○平成24年度
 ・過去に実施した交差点改良事業の効果検証を行い、県西部の望ましい道路網ネットワーク、具体的対応策を検討。
 ・これまでの社会実験を踏まえた道路標識の表示を変更。

○平成25年度
 ・渋滞が顕著な時期のみに仮設的に迂回誘導看板を設置し効果を検証「H25鬼太郎街道」。

○平成26年度
 ・国道431号を補完する周辺県道において、渋滞を引き起こしている交差点(右折レーンなし)について交通量調査を実施し、交差点形状を検討。

平成27年度事業の目的、背景、効果

【目 的】
周辺道路に交通を分散させ、道路網全体の交通機能を有効に発揮させることにより 国道431号の渋滞を緩和するため、周辺道路で特に渋滞している錦町・米原交差点付近の対策を検討する。

【背 景】
・これまで、主として国道431号のハード対策(交差点改良)や、ソフト対策(道路標識による誘導)による交通の分散により一定の効果が得られた。
・今後さらに、依然として混雑する国道431号の渋滞を緩和するためには、周辺道路の交通容量を高めるハード対策(交差点改良、あるいは導線の改良等)により、交通を分散させ渋滞を緩和する方策を検討する段階になっている。

●国道431号を含め、米子市街地の道路状況を整理すると、以下の構成となっている。
背骨道路
北部
 ・国道431号(4車線)
中央部
 ・県道東福原樋口線(事業中)(2車線)
 ・県道両三柳西福原線(4車線)
南部
 ・国道181号(4車線)
 ・県道米子境港線(4車線)
肋骨道路
東部
・県道皆生西原線(4車線)
中央部
・県道両三柳後藤T線(2車線)
西部
・市道安倍三柳線(市事業中)(2車線)

 よって、国道431号の交通を各背骨道路に分散させるために、中央部の肋骨道路である県道両三柳後藤T線の整備を検討する。

 特に錦町交差点・米原交差点においては右折レーンがあるにも関わらず、常時慢性的な渋滞が発生しており、米子市内屈指の渋滞ポイントとなっている。
 したがって渋滞解消を図らない限りスムーズな交通分散が図れないと考えられる。


【効果】
・国道431号を補完する周辺県道の渋滞ポイントが解消し、道路網全体の交通機能が有効に発揮されることにより、国道431号の交通が効率的に分散し、米子市内及び国道431号の渋滞が緩和する。

事業内容及び所要経費

○周辺道路対策検討業務 C=10,000千円
  1.周辺道路の渋滞状況調査
  2.渋滞解消策及び概算費用の検討
  3.交差点形状の検討を含む道路概略設計
  4.交通分散効果検証(交通量予測)
  5.対策の優先順位の検討

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○これまでの取組状況
 平成21年度には交通実態を把握するための基礎調査の実施。同年9月に協議会を設置し、必要な対策の方向性を検討している。(第1回H21.9、第2回H22.8、第3回H23.2、第4回H23.8、第5回H24.5)
 平成22、23年度には、交通需要が卓越するGW及び盆に、国道431号を迂回するルートへ誘導する社会実験を実施。
 平成24年度には、過去に実施した交差点改良事業の効果検証を行い、その結果を反映させた県西部の望ましい道路網ネットワーク、具体的対応策を検討。また、これまでの社会実験を踏まえた道路標識の変更を実施。
 平成25年度は特に渋滞が予想される盆の時期に迂回路仮設看板を設置。
 平成26年度は国道431号を補完する周辺県道の交差点3箇所について対策を検討。

これまでの取組に対する評価

○これまでの取組に対する評価
 平成21年度の基礎調査の結果、交通課題の抽出や整理、また原因の分析を行い、必要な対策案の検討を行い、平成22、23年度は、対策案の一つである誘導看板での交通量分散を図るための社会実験を実施した。
 その結果、看板誘導ルートの交通量増や国道431号の旅行速度の向上など交通分散の効果が確認された。

財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
現計予算額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 10,000 7,000 0 0 0 0 0 0 3,000

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 10,000 7,000 0 0 0 0 0 0 3,000
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0