事業目的
○平成27年8月に国土交通省管理橋梁において、耐震補修、補強工事の完了後に、落橋防止装置等の溶接部に不良が確認された。
○これを受け、県では県管理橋梁(2,060橋)のうち耐震補強工事を実施した137橋(農道7橋含む)のなかで、過去10年に落橋防止装置等を設置した橋(24橋)について、元請け、製品製作会社の会社名及び既存資料の調査等を行った。
国交省調査で不正が疑われる12社の製品を設置した橋梁(5橋)については、不正を確認中である。
また、今後、国土交通省における調査で、不正行為・不具合等が確認されなかった製作会社の製品を設置した橋梁(12橋)を除く全ての橋梁(12橋)を対象として、全ての製品製作会社を網羅できるよう調査橋梁を抽出し、その元請け業者に現地検査を実施するよう要請することとしている。
○過去10年以前に落橋防止装置等を設置した橋(47橋)については、瑕疵担保期間外であることから、元請け業者に調査を依頼することも困難であり、県で対応する必要がある。
○調査の結果によっては、落橋防止装置等の緊急的な補修等を対応する必要があり、早急に調査が必要な状況である。
要求内容
要求額 C=18,800千円
【内訳】
超音波探傷試験(400千円/橋)
47橋×400千円/橋=18,800千円