事業名:
[債務負担行為]育英奨学生貸付金(高等学校等奨学金)
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教育委員会 人権教育課 育英奨学室
事業費
債務負担行為要求額:635,064千円
一般事業査定:計上
事業内容
1 事業概要(継続)
県内に住所を有する者の子等で、高等学校等に在学する者のうち、経済的理由により修学が困難である者に対して、育英奨学資金を貸与することにより、有用な人材を育成する。
今回は、平成28年度貸与開始者に対する債務負担を要求する。
2 事業内容
(1)募集人数 750人(750人)
募集時期 | 設置者区分 | 募集人数(人) |
中学3年生予約募集 | 国公立 | 260(260) |
| 私立 | 140(140) |
| 小計 | 400(400) |
在学生募集 | 国公立 | 227(227) |
| 私立 | 123(123) |
| 小計 | 350(350) |
合計 | | 750(750) |
※在学生募集350人(国公立227人+私立123人)の内、20名は緊急採用枠(緊急採用枠には、東日本大震災により被災した生徒への貸与枠を含む)
(緊急採用)
緊急採用とは、年度中途に世帯の家計が急変(家計支持者の離職、病気、災害等)した場合又は年度中途に入学した者が貸与を希望する場合に随時、奨学生として採用するもの。
(2)債務負担行為要求額 635,064千円(635,064千円)
設置者
区分 | 通学
区分 | 貸与月額
(円) | 貸与人数(人) | 債務負担行為
要求額(千円) |
国公立 | 自宅 | 18,000 | 438(438) | 302,832(302,832) |
| 自宅外 | 23,000 | 49(49) | 43,332(43,332) |
私立 | 自宅 | 30,000 | 236(236) | 254,880(254,880) |
| 自宅外 | 35,000 | 27(27) | 34,020(34,020) |
合計 | | | 750(750) | 635,064(635,064) |
※貸与人数は、H28年度募集人数、債務負担行為要求額は、
H28〜32年度分の貸与予定額。
3 債務負担要求理由
平成28年度に高等学校等進学を予定している中学三年生の予約採用及び高校在学生採用について、申請時期を逸することがないよう、事前に制度の周知を計るため債務負担行為を要求するもの。
なお、予約採用を行う理由は以下のとおり。
○受験を控える生徒・保護者の高校等進学後の費用に対する心理的・経済的負担を軽減するため
○入学後、速やかに育英奨学資金を貸与するため
<参考 貸与スケジュール>
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
〈政策目標〉
経済的な理由により修学が困難である者に対して、育英奨学資金の貸与を行い、有用な人材を育成する。
<これまでの取組>
・平成14年度:制度開始(対象は高校1年生のみ)
・平成15年度:対象を全学年に拡大、授業料減免との併用を認める
・平成16年度:緊急採用制度、中学予約制度創設
・平成17年度:特別支援学校高等部、専修学校高等課程を貸与対象とした
・平成18年度:他の有利子奨学金との併給可能とした
・平成21年度:国の平成21年度一次補正予算の活用により、基金を造成。経済・雇用情勢悪化による就学困難者への支援を実施
・平成23年度:東日本大震災で被災した児童生徒等の就学支援を行うため、国の平成23年度第一、三次補正予算の活用により、基金の積み増しを実施。被災者への支援を行った。
これまでの取組に対する評価
<分析>
国民的教育機関となっている高等学校への進学を経済的理由により断念することがないよう、貸与希望者へは全員に貸付けが行えるよう募集枠を確保し、鳥取県の人材育成に寄与してきた。
<評価>
国の施策である公立高校授業料無償化制、高等学校等就学支援金(ともに平成26年4月より一部所得制限導入)により高等学校等の授業料が軽減されているところであるが、授業料以外にも学用品費、制服費、通学費等の費用負担が必要であり、各世帯の家計に大きな負担となっている。
また、雇用や経済をめぐる厳しい状況が今後も懸念されており、今後も奨学金制度等を充実していくことが不可欠である。
工程表との関連
関連する政策内容
奨学金制度等の充実
関連する政策目標
経済的な理由により修学が困難である者に対して、育英奨学資金の貸与を行い、有用な人材を育成する。
債務負担行為要求書
(単位:千円)
事項 |
期間 |
区分 |
限度額 |
財源内訳 |
説明 |
国庫支出金 |
起債 |
分担金 負担金 |
その他 |
一般財源 |
款:英奨学資金貸付事業費 項:英奨学資金貸付事業費 目:英奨学資金貸付事業費
|
平成28年度から 平成32年度まで
|
要求総額 |
635,064 |
0 |
0 |
0 |
25,596 |
609,468 |
【中学予約】
平成28年度に高等学校等に進学を予定している中学3年生で、経済的理由により修学が困難な者に対し鳥取県育英奨学生の予約採用の募集を行い、高校等に入学後速やかに奨学金の貸与を行う。
採用枠 400人
【高校在学】
平成28年度に高等学校等に在学している者を対象に経済的理由により修学が困難な者に対し奨学金の貸与を行う
採用枠 350人
(うち、緊急採用者20人) |
年度 |
平成28年度
|
204,432
|
0
|
0
|
0
|
8,257
|
196,175
|
平成29年度 |
204,432
|
0
|
0
|
0
|
8,257
|
196,175
|
平成30年度 |
204,432
|
0
|
0
|
0
|
8,257
|
196,175
|
平成31年度 |
10,884
|
0
|
0
|
0
|
825
|
10,059
|
平成32年度 |
10,884
|
0
|
0
|
0
|
0
|
10,884
|
財政課処理欄
実績を鑑み、見込み人数を精査しました。(750人⇒700人)
査定額(単位:千円)
事項 |
期間 |
区分 |
限度額 |
財源内訳 |
説明 |
国庫支出金 |
起債 |
分担金 負担金 |
その他 |
一般財源 |
款:英奨学資金貸付事業費 項:英奨学資金貸付事業費 目:英奨学資金貸付事業費
|
平成28年度から 平成32年度まで
要求総額 |
592,692 |
0 |
0 |
0 |
25,596 |
567,096 |
【中学予約】
平成28年度に高等学校等に進学を予定している中学3年生で、経済的理由により修学が困難な者に対し鳥取県育英奨学生の予約採用の募集を行い、高校等に入学後速やかに奨学金の貸与を行う。
採用枠 400人
【高校在学】
平成28年度に高等学校等に在学している者を対象に経済的理由により修学が困難な者に対し奨学金の貸与を行う
採用枠 350人
(うち、緊急採用者20人) |
|
年度 |
平成28年度 |
190,740
|
0
|
0
|
0
|
8,257
|
182,483
|
平成29年度 |
190,740
|
0
|
0
|
0
|
8,257
|
182,483
|
平成30年度 |
190,740
|
0
|
0
|
0
|
8,257
|
182,483
|
平成31年度 |
10,236
|
0
|
0
|
0
|
825
|
9,411
|
平成32年度 |
10,236
|
0
|
0
|
0
|
0
|
10,236
|