事業名:
安心とっとり交通安全啓発事業
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生活環境部 くらしの安心推進課 地域安全担当
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
27年度当初予算額 |
2,386千円 |
777千円 |
3,163千円 |
0.1人 |
0.0人 |
0.0人 |
27年度当初予算要求額 |
1,858千円 |
777千円 |
2,635千円 |
0.1人 |
0.0人 |
0.0人 |
26年度当初予算額 |
872千円 |
774千円 |
1,646千円 |
0.1人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:1,858千円 (前年度予算額 872千円) 財源:単県
一般事業査定:一部計上 計上額:168千円
事業内容
1 事業目的
高齢者の交通事故に占める割合が高く、また、今後も高齢化が進むことを踏まえると、高齢者が交通事故の被害者・加害者にならないための対策を推進することが喫緊の課題であり、また、少子化が進む中、安心して子どもを育てることができる社会を実現するためには、交通事故から子どもを守る観点からの交通安全対策が求められている。この事業を実施することにより高齢者と子ども、特に幼児の交通安全対策の推進を図る。
2 事業概要
(1)高齢者宅訪問による啓発活動の実施 1080千円(0千円)
地域の団体に委託して、高齢者宅を訪問して、交通事故被害防止及び加害防止の啓発活動を行う。
(2)チャイルドシート使用普及街頭啓発活動の実施 110千円(110千円)
交通事故被害軽減に効果のあるチャイルドシートについて、使用率向上を図るため、地域の団体に委託して、保護者が園児を送迎する時間帯に、チャイルドシートの使用を呼びかける街頭啓発活動を行う。
(3)出前型教室等の実施 60千円(60千円)
関係機関・団体と協力して
・幼稚園・保育所での出前型のチャイルドシート安全教室
・大型商業施設でのチャイルドシート使用キャンペーン
・出前型の高齢者交通安全教室
を行う。
(4)啓発用品の作成 610千円(702千円)
高齢者事故防止のための啓発用品を作成する。
3 チャイルドシート使用に関する現状・課題
(1)現状
年 | 22年 | 23年 | 24年 | 25年 | 26年 |
鳥取県
着用率
(全国順位) | 43.5%
(ワースト
8位) | 46.5%
(ワースト
12位) | 31.5%
(ワースト
1位) | 42.2%
(ワースト
1位) | 57.0%
(ワースト
17位) |
全国平均 | 56.8% | 57.0% | 58.8% | 60.2% | 61.9% |
(2)課題
本年、県内のチャイルドシート使用率は2年連続全国最下位を脱したものの、依然として全国平均を下回っている状況であり、かけがえのない子どもの命を交通事故から守るため、継続して啓発を行う必要がある。
4 高齢者交通事故に関する現状・課題
(1)現状
年 | 22年 | 23年 | 24年 | 25年 | 26年8月末 |
全事故
発生件数 |
1,812件 |
1,668件 |
1,389件 |
1,280件 |
744件 |
全事故
死者数 |
42人 |
26人 |
30人 |
25人 |
21人 |
全事故
負傷者数 |
2,273人 |
2,076人 |
1,658人 |
1,619人 |
895人 |
高齢者事故発生件数(構成率) |
337件
(18.6%) |
309件
(18.5%) |
248件
(17.9%) |
250件
(19.5%) |
152件
(20.4%) |
高齢者
死者数
(構成率) |
19人
(45.2%) |
18人
(69.2%) |
16人
(53.3%) |
11人
(44.0%) |
12人
(57.1%) |
高齢者
負傷者数(構成率) |
370人
(16.3%) |
294人
(14.2%) |
262人
(15.8%) |
277人
(17.1%) |
161人
(18.0%) |
※高齢者事故の発生件数は高齢者が第一当事者の事故
(2)課題
全交通事故件数・負傷者数は減少傾向にあるが、高齢者が加害者となる交通事故及び高齢者負傷者数の割合は増加傾向にある。また、高齢者死者数の割合も本年8月末現在で57.1%と高率であり、被害防止と加害防止の両面からの事故抑止対策が必要である。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
(1)チャイルドシート使用向上に向けた取組
平成24年、25年度中は
・保育所・幼稚園、市町村等へのポスター、リーフレット配付
・JAFなど関係団体と協力した保育所等で講習会
・地域の団体に委託した保育所・幼稚園前での啓発活動
・県政テレビ番組「週刊とりリンク」、テレビCM等による広報
を実施した。
平成26年度は、
・チャイルドシート使用啓発ソング「チャイルドシートで行こうよ♪」CDを作成し、保育所・幼稚園等へ配布
・JAF等と連携した大型商業施設におけるチャイルドシート使用啓発イベント
・園児への交通安全講習や登園時の保護者への呼びかけ
・新聞、電光掲示板、団体機関誌等各種媒体による広報
等を実施した。
これまでの取組に対する評価
(1)チャイルドシート使用向上に向けた取組の評価
平成24年、25年と2年連続で全国最下位の使用率であったが、地道な啓発活動により、年々使用率は向上している。平成26年は前年から約15%使用率が向上し、全国ワースト1位を脱したものの依然として全国平均を下回っており、引き続き、普及啓発活動を推進することが必要である。
財政課処理欄
高齢者宅訪問による啓発活動について、趣旨は理解しますが、交通安全のためだけに高齢者世帯への戸別訪問を実施することに違和感があります。他の高齢者の見守り活動と併せて実施するなど、市町村と連携した啓発手法について再検討してください。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
872 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
872 |
要求額 |
1,858 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1,858 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
168 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
168 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |