現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成27年度予算 の 生活環境部の空き家住宅等によるリノベーションを活用したまちなか活性化普及啓発事業
平成27年度
6月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:土木費 項:土木管理費 目:建築指導費
事業名:

空き家住宅等によるリノベーションを活用したまちなか活性化普及啓発事業

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

生活環境部 住まいまちづくり課 企画担当  

電話番号:0857-26-7390  E-mail:sumaimachizukuri@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
現計予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人
補正要求額 3,000千円 2,330千円 5,330千円 0.3人
3,000千円 2,330千円 5,330千円 0.3人

事業費

要求額:3,000千円    財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:3,000千円

事業内容

1 背景・目的

●本県には、37千戸もの空き家(うち持ち家24千戸、賃貸13千戸)が存在し、空き家率が14.4%(全国平均13.5%)と高く、さらに増加することが見込まれる。

     空き家を放置することは、将来的に老朽化や放置による倒壊、衛生・防犯・景観の悪化等へとつながり、県民の生活環境を脅かすことが強く懸念される。

    ●遊休不動産を再生・利活用の動きとして、米子市のQビル、倉吉市の赤瓦での取組があり、鳥取市においてもリノベーションという新たな取組として、平成26年度にリノベーションスクール@鳥取が開催され、県内外から延べ1,000人近くが来場し、大盛況となったところである。

    ●またスクール開催後においても、次のとおり鳥取市の中心市街地を中心に、活発な取組が動きつつある。
    ・提案された事業案件が平成27年5月から事業開始予定
    ・リノベーションを推進するためのまちづくり団体が立ち上げ
    ・鳥取市は平成27年7月に第2回スクールの開催を計画

    ●大量に存在する空き家を減らし、また利活用していくためには、中心市街地における空き店舗中心のリノベーションの取組を、中古住宅・空き住宅も含めた新たなリノベーションの波へと引き起こし、県民(特に不動産オーナー)意識の啓発等へと展開していく必要がある。

    ●このため県では、空き家・空き店舗対策及び、住民のにぎわいや地域景観の保全によりまちなかを活性化させる観点から、建築・不動産関係団体、商工団体、大学及び関係団体等の多様な立場の人を巻き込み、県民に向けたシンポジウム等のイベントを大々的に実施することで、普及・啓発していく。

    ●なお、当事業の成果を移住定住関係部局と連携させることにより、多様な価値観を有する移住定住者の意識及び住まい方を触発し定住促進につなげていく。

    ※リノベーション
     建築物における新築時の目論見やあり方を見直し、異なる次元に改修する行為をいう(規模や金額の大小は問わない)。
     現状の維持向上を目的としたリフォームとは異なり、多彩な活用方法を提案することで、中古住宅等の流通の促進につながる。

    ※リノベーションスクール@鳥取
     鳥取県が支援し、建築士会や鳥取市中心市街地活性化協議会等により平成26年度に鳥取市で開催された。
    (内容は3日間の合宿形式で、専門家の指導のもと、受講生が実際の遊休不動産を対象にした短期間で投資資金を回収できるリノベーション事業計画を練り上げ、最終日にその成果を当該不動産のオーナーや地域住民等にプレゼンテーションした)

2 事業概要

(1)住宅のリノベーションシンポジウムの開催

 リノベーションのトップランナーを講師に招き、県内外の参加者が集い、新たなリノベーションの取組の講演、トークセッション、ワークショップ等のイベントを開催する
項目
内容
講師全国的に注目を集めている、リノベーションを実践している者(リノベーションスクール@鳥取で講師等で参画された者を想定)
開催内容案○リノベーションスクール@鳥取でユニットマスターとして招かれたリノベーションのトップランナーによる講演
○リノベーションスクール@鳥取で提案され、事業化された事例の紹介
(事例)
・珈琲販売店兼住居を、既存のレトロな内装を活かしながら本好きと珈琲好きのためのブックカフェに改装
○入居予定者が借り主と協力しながら、自分で好きな内装を作り上げる取組(セルフリノベーション)の紹介
・事前に県内の取組者と連携して、実体験ツアーを開催し、その取組も併せて紹介
○建築・不動産関係団体、商工団体、大学及び関係団体等の多様な立場の人を招き、トークセッション、ワークショップにより来場者を巻き込みながら語り会うことで、一緒になって会場を盛り上げる
・シンポジウムの後で、民間が主催する交流会でさらなる親交を深める(リノベbar)
開催日平成27年10月(予定)
(「木の住まいフェア」に併せて開催することで、住まいに関心のある県民の来場を見込む)
開催地鳥取市内(東部)
(今回は、「木の住まいフェア」で特に来場者が見込まれる会場)
主催住宅リノベーションフェア実行委員会(仮称)
(民間団体を中心とした組織)
効果・講演会でリノベーションの考え方、リノベーションの事例を具体的に紹介することで、中古住宅の所有者、購入者層及びまちづくり関係者に対して普及・啓発する

(2)県内外の優良リノベーション事例の発信
 シンポジウムにつながる形で、主催者側からの発信によるリノベーションの改修前後のパネル展示、参加型の情報発信ブースの設置、設計・施工等トータルな相談に応じる
項目
内容
名称住宅リノベーションフェア(仮称)
事例発信主催者側が県内外のリノベーション事例を収集し、参加者も自由に発信出来るブースを設置し、情報交換の場を用意し、多くの取組事例をパネルで展示することにより、住宅リノベーションの良さを発信する
相談対応会場に、リノベーションに関する相談に対応することで、リノベーションの利活用を促す
(想定される相談内容)
・工事内容、経費、施工期間、・地元の工務店への紹介等
開催日平成27年10月(予定)
(「木の住まいフェア」に併せて開催することで、住まいに関心のある県民の来場を見込む)
開催地鳥取市内(東部)
(今回は「木の住まいフェア」で特に来場者が見込まれる会場)
主催住宅リノベーションフェア実行委員会(仮称)
(民間団体を中心とした組織)
効果事例の展示や、相談員と対応することで、リノベーションの利活用を促進する

※「木の住まいフェア」
 県産材を活用した木造住宅や伝統技術等の良さを広く県民へ普及啓発することにより、県民の住生活の向上及び地域住宅産業の振興、育成を図ることを目的に、毎年県内3箇所で開催され、平成26年度は約3,900人が来場した(東部2,200人、中部600人、西部1,100人)。

3 要求額

(1)住宅のリノベーションシンポジウムの開催経費
・1,000千円(補助事業:補助率2/3)
(2)県内での優良リノベーション事例の発信経費
・2,000千円(補助事業:補助率2/3)


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
現計予算額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 3,000 0 0 0 0 0 0 0 3,000

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 3,000 0 0 0 0 0 0 0 3,000
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0