エネルギーシフト加速化事業

○昨今、再生可能エネルギーの中でも、安定電力と言われる小水力・バイオマス等利用の新たな発電、既設発電所の出力アップや熱利用の導入促進が求められている。
○しかしながら、小水力、風力等は、技術、設備等が成熟した太陽光発電とは異なり、設備等の導入前に入念な現地調査を行わなければ、出力アップ等の検証、導入計画の策定が困難であり、事業着手しがたいのが現状。
○本県の再生可能エネルギー導入支援施策の中でも、知見・ノウハウの蓄積が少ない小水力、風力等の普及が進んでいない再生可能エネルギー導入については、事業可能性調査を重視し、実施段階の支援策より一層の支援を行い、今後の安定電力導入促進に繋げる。

（２）再生可能エネルギー発電事業支援補助
「電力会社の接続保留問題」や「固定買取制度の見直し議論」等の発電事業者にとって不安要素が広がる状況下にあっても、系統化安定装置設置や変電所改修等の高コストを要する場合でも導入を検討する発電事業者の取組みを後押しすることで、第２次鳥取県環境基本計画の実行計画である「とっとり環境イニシアティブプラン」に掲げる再生可能エネルギー導入目標の達成を目指す。

○補助率　　１／２以内
○補助額　　上限３，０００千円
○要求額　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（単位：千円）　

当初要求額	査定額	調整要求額
６，０００	４，０００	２，０００

　
〔事業概要〕
　事業可能性調査の支援による本県へ発電事業者等の誘致・促進を図るために必要な支援を行う。

（１）実施主体　再生可能エネルギー（風力・小水力・地熱・バイオス等）利用の新たな発電、既設発電所の出力アップや熱利用を計画する事業者
（２）補助対象　事業可能性調査の費用
（３）補助額　　１／２以内（上限３，０００千円）
（４）前年度との変更点

ア）再エネ導入動向を踏まえ、更なる再生可能エネルギーの導入促進を図るため、補助率を１／３から１／２に引き上げる。（上限は変更無し）
イ）補助対象事業者に団体を加える。