現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成27年度予算 の 生活環境部の鳥取砂丘景観保全再生事業
平成27年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:計画調査費
事業名:

鳥取砂丘景観保全再生事業

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

生活環境部 砂丘事務所 ―  

電話番号:0857-22-0583  E-mail:sakyu@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
27年度当初予算額 10,955千円 11,648千円 22,603千円 1.5人 0.0人 0.0人
27年度当初予算要求額 11,004千円 11,648千円 22,652千円 1.5人 0.0人 0.0人
26年度当初予算額 11,099千円 11,609千円 22,708千円 1.5人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:11,004千円  (前年度予算額 11,099千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:10,955千円

事業内容

1 事業の目的

鳥取県のシンボル鳥取砂丘を、皆で大切に守り、利用し、未来に引き継ぐことを目的とする「日本一の鳥取砂丘を守り育てる条例(平成20年10月21日公布)」の理念に基づき、民間と行政で構成する鳥取砂丘再生会議が行う鳥取砂丘の保全・再生への取組に対して支援し、鳥取砂丘の優れた環境・景観を次世代に引き継ぐ。

2 事業概要

鳥取砂丘再生会議が行う下記事業に要する経費を、県・鳥取市が各1/2ずつ負担する。

    (1)保全・再生に関する事業 【継続】16,372千円(16,470千円)
     ア 除草、草刈等 〔継続〕

       区 分 H27計画(ha) H26実績(ha)    備 考
    機械除草    21.2 19.5 トラクタ耕転等
    人力除草    84.7 86.4委託・ボランテイア除草
    スリバチ整備    5.0 4.8斜面等の根堀・草刈
    林帯整備    0.0 0.0保安林縁の草刈除草
        計 110.9 110.7
    イ 景観改善植生処理 〔継続〕
     主に鳥取砂丘へ向う県道湯山鳥取線沿線の砂防林の下草刈りや植生処理(ニセアカシア、雑木、松など)を実施し、景観を改善する。
     また、代表的な地形であるスリバチの景観保護のため、松の植栽と既存松の松くい虫予防樹幹注入を実施する。
     ウ 砂移動処理 〔継続〕
     鳥取砂丘の市営駐車場の木製階段入口付近が、冬季の強い北西季節風によって砂が異常堆積し、毎年通行の支障となることから、この堆積した砂を砂丘側へ移動処理する。
    (2)保全・再生に関する調査研究 【継続】4,525千円(4,923千円)
     砂丘特有の風紋、起伏やスリバチ地形が維持される自然サイクルによる「砂の動く生きている砂丘」の保全・再生を目指すためには、鳥取砂丘の自然の姿を再確認する必要がある。
     保全・再生事業にフィードバック(活用)するための調査等を学識経験者等で構成する「調査研究会」により実施。
     ア 基礎的調査〔継続〕
      ・長期的な砂丘の地形変動調査
      ・除草のための調査 等
     イ 特別調査〔継続〕
      ・自然の砂の動きと砂丘の成因の解明
      ・動植物の調査
      ・景観の改善調査 等
     ウ 砂移動処理調査〔継続〕
      砂移動処理にかかる地形測量調査
     エ 調査機器修繕費・消耗品費〔継続〕

(3)人材養成に関する事業 【継続】684千円(684千円)
 鳥取砂丘の保全・再生、利活用の取組みを持続的なものとするために、人材の確保は重要である。
 また、山陰海岸ジオパークの各ジオエリアにおいても、ガイドの確保・スキル向上はエリアの魅力アップにつながる重要な要素であり、鳥取砂丘も同様である。再生会議としてガイドの養成に取り組むとともに、ガイド活動の円滑な実施を図る。 

(4)事務費(事務用品費等)128千円(128千円)           
鳥取砂丘景観保全再生事業負担金
     区      分H27要求額 H26予算額
保全・再生に関する事業 16,372 16,470
保全・調査に関する研究 4,525 4,619
人材養成に関する事業 684 684
事務費 128 128
小 計 21,709 21,898
鳥取県負担額(県・鳥取市各1/2) 10,854 10,949
標準事務費 150 150
合 計 11,004 11,099




これまでの取組と成果

これまでの取組状況

〈政策目標〉
 鳥取砂丘の保全再生と利活用の推進
 ・行動計画の取りまとめ
 ・取組組織の立ち上げ 1委員会
 ・砂丘応援団の充実 60名
 ボランティア除草の推進、ボランティアスタッフの養成
 ・ボランティア 3,800人
 ・アダプト団体数 11団体
 ・ボランティアスタッフ 10人

〈鳥取砂丘の保全再生と利活用の推進〉
 ・鳥取砂丘再生会議等においてグラウンドデザイン、行動計画、イベントガイドライン等を協議

〈ポランティア除草の推進、ボランティアスタッフの養成〉
 ・ボランティア 5,892人(ボランティア除草:2,774人、アダプト除草:912人、観光客除草:2,206人)
 ・アダプト団体数 11団体

これまでの取組に対する評価

・除草はこれまでのところ予定通り実施し、過去最高となる約6,000人のボランティアの方々に参加いただいた。
・砂丘を保全するためには、行政だけでなく、民間や観光客を取り込んだ活動が重要であり、今後も継続していく。
・砂丘の保全・再生を効果的に行うため、引き続き研究調査を行っていく。

財政課処理欄


 実績を勘案し精査しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 11,099 0 0 0 0 0 0 0 11,099
要求額 11,004 0 0 0 0 0 0 0 11,004

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 10,955 0 0 0 0 0 0 0 10,955
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0