最低限の情報収集・発信機能が維持できるように24時間、通信・情報機器など稼働させられるように自立・分散型エネルギーシステムとして屋上に太陽光発電設備を設置し、夜間も稼働できるように蓄電池装置を導入する。
【整備内容】 太陽電池発電設備(10kW)+蓄電池(15kWh)
4ヶ所に整備
・日野振興センター
・境港総合技術高等学校
・倉吉総合産業高等学校
・総合療育センター
【工事内容】 太陽電池発電設備+蓄電池購入、電気工事
【総事業費】 118,052千円(国庫:118,052千円)
○日野振興センター
・広域災害発生時は長期間において物資・エネルギー等の供給や様々な支援を行うため、自立・分散型のエネルギーの必要性が特に高い拠点と考えられる。
・最低限の通信・情報機器などを24時間稼働できることにより、地域住民の避難時の活動を支援することができる。
○境港総合技術高等学校、倉吉総合産業高等学校
・地域の避難所に指定されている施設のなかでも、実業高等学校であるため、実習用の工具、調理施設など整備されており、災害復旧などでそれら設備の活用するなど、地域の拠点になる可能性が高い施設である。
・平常時は環境教育、低炭素社会化の普及啓発など導入効果が高いと考えられる。
○総合療育センター
・西部圏域にある県立児童福祉施設。災害時(とりわけ停電時)には、通常の避難所や福祉避難所では対応が困難な在宅の人工呼吸器等を装着した重症心身障がい児を受け入れることが想定される、特に重要な防災拠点である。
導入施設で発電された電力は、施設で自家消費され、電気代の削減に貢献する。また、学校においては、環境教育の教材として活用が期待できる。
節電金額の見込み
10kW×1,051kWh/kW×15円×4ヶ所=630千円/年