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平成27年度
6月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:商工費 項:観光費 目:観光費
事業名:

山陰海岸世界ジオパークネットワーク推進事業

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生活環境部 緑豊かな自然課 山陰海岸ジオパーク推進室  

電話番号:0857-26-7637  E-mail:midori-shizen@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
現計予算額 89,059千円 30,284千円 119,343千円 3.9人
補正要求額 7,381千円 1,553千円 8,934千円 0.2人
96,440千円 31,837千円 128,277千円 4.1人

事業費

要求額:7,381千円    財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:6,331千円

事業内容

1 事業概要

世界ジオパーク再認定を契機に、教育活用の取組の更なる充実を図るため、第4回アジア太平洋ジオパークネットワークシンポジウム(APGN)に子どもを対象としたジオパーク学習の機会を設けて活用することとし、8月に開催するナツヤスミ宿題ラリーの取組に1泊2日コースを設定し、拡張・充実する。

     また、教育活用の状況をAPGNの場で発表することにより、山陰海岸ジオパークの教育素材としての魅力を広くPRする。

2 事業内容

(1)教育体験プログラムの実施
    県内のこれからを担う子どもたちが、山陰海岸ジオパークの特徴である多彩で貴重な地形や地質遺産を観察・学ぶことを通じて、自然遺産の保全と地域活性化につながる活動の芽を育む。
ア)キッズ・サマー・スクールの開催4,502千円〕
主に小学校高学年を対象とした教育体験プログラムを、これまでの体験プログラムを活用しながら、学術関係者等とも連携し、1泊2日のツアーを造成し、ナツヤスミ宿題ラリーの一環として、開催する。
(開催時期)    8月上旬(平日)1泊2日×3回
(募集人数等)   小学校高学年  合計90名(鳥取・倉吉・米子発 各30名)
(ツアー内容(案))
・出発地(鳥取発・倉吉発・米子発)
・座学(鳥取大学)
・鳥取砂丘(ジオパークセンターでの学習)
・岩美町民宿宿泊(漁村の生活体験)又はキャンプ
・磯の観察会

実施主体:APGN山陰海岸シンポジウム子ども教育体験プログラム実行委員会(事務局:日本海新聞社)
教育関係者、ジオガイド、行政関係者が参画

イ)APGN山陰海岸シンポジウムでの取組発表
APGN山陰海岸シンポジウムの分科会あるいはポスター発表において、本県のジオパークを活用した教育体験プログラムの状況を発表し、広くPRする。 (既定経費で対応)

(2)サイエンスカフェの充実〔850千円〕
通常のサイエンスカフェに加えて、「ジオの甲子園(仮称)」を開催し、一般参加者が大地に関する知識を学び合いながら競争する機会を提供し、ジオパークに関する興味を喚起する。
・鉱物を探そう(中・高校生向け)
火山灰から鉱物を取り出すスピードと正確性を競う
・山陰の魚を学ぼう(小学生向け)
水生生物を見て触って識る
・キッチン火山の爆発実験(小・中学生向け)
火山が噴火する様子を再現する実験
(3)一般向けセッションの開催〔600千円〕
    一般参加者のジオパークに対する興味・関心に応えるため、これを対象とするセッションを2部(1回90分程度)に分けて行う。
    第1部 山陰の深海の不思議(仮題)
    国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)研修員等とのセッション
    第2部 海外のジオツアー事情(仮題)
    ランカウイ島(マレーシア)のジオガイド等とのセッション
(4)APGN参加者へのおもてなし〔330千円〕
APGA参加者の滞在延長を図り、より山陰海岸世界ジオパークに親しんでいただくための取組
・ループ麒麟獅子、Gバスへの特別乗車券
・山陰松島遊覧、湖山池遊覧船特別割引券

(5)臨時的任用職員の配置〔1,099千円〕
APGNの事業準備が本格化する7月以降に相当の業務量増が見込まれることから、事業の円滑な実施のため、臨時的任用職員を配置し関連事務の補助を行わせることで、ジオパーク推進室の企画立案機能を高める。
<業務量の増加が見込まれる事務>
・7月 ナツヤスミ宿題ラリーの開催
・8月 キッズ・サマー・スクールの開催(今回補正で追加)
・8〜9月 APGNの開催
        (今回補正で追加)
        APGN山陰海岸シンポジウムでの取組発表
        サイエンスカフェの充実
        一般向けセッションの開催 
      APGN参加者へのおもてなし
・10月 ロングトレイルイベントの開催 
・11月 鳥取砂丘検定の開催
・12月 南紀熊野ジオパーク、隠岐ジオパークとの交流

3 趣旨・背景

・ジオパークにおいて、教育活用は重視されており、本県においては、これまでも、地元小学校による教育活用やナツヤスミ宿題ラリーなどの取組を進め、教育・体験プログラムの充実を図ってきたところ。

・今後、こうした教育・体験プログラムを活用し、国内外から誘客を進めて行くため、広くPRを行うとともに、モニターツアー等を行い、検証・ブラッシュアップを進めていく必要がある。

・このため、学術関係者等とも連携し、教育プログラムを活用し、ジオパークを体験して貰うキッズサマースクールを1泊2日で開催するとともに、APGN山陰海岸シンポジウムに併せて行う、サイエンスカフェ、ポスター発表等に参加するツアーを開催し、子どもや学校関係者に山陰海岸ジオパークの教育活用を広くPRするとともに、プログラムの検証も行うこととする。

 ・また、ナツヤスミ宿題ラリーの取組状況については、APGN山陰海岸シンポジウムの分科会あるいはポスター発表において、発表することにより、広く山陰海岸ジオパークの教育プログラムをPRする。


財政課処理欄


 サイエンスカフェについては、既存事業の活用や、今回要求のあるキッズ・サマー・スクールに内容を盛り込む等して対応して下さい。
  また、APGN参加者へのおもてなしについては、比較的少額なものについては対象外とするなど金額の精査を行いました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
現計予算額 89,059 30,629 0 0 0 0 0 20 58,410
要求額 7,381 0 0 0 0 0 0 4 7,377

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 6,331 0 0 0 0 0 0 4 6,327
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0