<背景等>
・ これまでリサイクル率30%を目標に掲げて取組を進めてきたが、近年伸び悩んでいる状況。
・ 一般廃棄物は、約7割が焼却処理されるが、焼却灰の多くは現在埋立処理されている。
⇒これを、セメント化等の資源化へ転換できれば、全国トップクラスの30%近くまで上昇することが期待される。
<参考>知事マニフェスト
「まちを元気に」
スマートハウスや水素社会への布石を打ち、トップクラスのリサイクル先進県へ
(参考) 鳥取県:26.1%(全国4位)、全国1位 三重県:30.1%(H25年度実績)
<一般廃棄物焼却灰処理の今後の見込み>
| 現在 | H27.4〜 | H28.1〜 | H28.4〜 |
中部 | 埋立 | セメント化 |
西部 | 溶融スラグ化
(エコスラグセンター) | セメント化
路盤材化 |
米子市 | 溶融スラグ化(米子クリーンセンター) | セメント化 |
・ 中部地区は、最終処分場延命化のため、H27年4月からセメント原料としてリサイクル予定
⇒4R推進交付金の支援事業として当初予算に盛込済
・ 西部地区(米子市除く)は、エコスラグセンターで溶融スラグ化しているが、同センターがH27年末で廃止されることが決定し、H28年からセメント原料又は路盤材にリサイクル予定。
⇒ 今回補正要求
・ また、米子市も、クリーンセンターの溶融炉をH28年3月で停止し、H28年4月からセメント原料にリサイクル予定。
※西部地区の溶融スラグのうち、製造段階で生じる不良品は埋立処分されており、それらを含む全量がセメント原料等のリサイクルへ転換される見込み。