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平成27年度
6月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:衛生費 項:環境衛生費 目:環境保全費
事業名:

Let’s4R実践拡大事業

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生活環境部 循環型社会推進課 廃棄物リサイクル担当  

電話番号:0857-26-7198  E-mail:junkanshakai@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
現計予算額 43,336千円 10,095千円 53,431千円 1.3人
補正要求額 8,800千円 0千円 8,800千円 0.0人
52,136千円 10,095千円 62,231千円 1.3人

事業費

要求額:8,800千円    財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:8,800千円

事業内容

1 事業概要

循環型社会の形成を目指したごみの減量リサイクルを一層加速させていくため、市町村・事業者の幅広い取組支援や連携強化により4R実践活動を推進する。

    ※4R:リフューズ(断る)、リデュース(減量)、リユース(再使用)、リサイクル(再生利用)

2 補正要求内容

4Rの推進に取り組む市町村等に対する交付金(4R推進交付金)について、大山町等がH28年1月から新たに焼却灰リサイクルに取り組むこととなったことから、増額要求する。

3 要求額

(科目:負担金、補助及び交付金)
当初予算
補正要求
補正後合計
交付対象市町村等数
10市町村
1広域
3町
2事務組合
(3町は当初分からの事業拡大)
10市町村
1広域
2事務組合
交付金額
36,400千円
8,800千円
(ソフト事業1/2)
45,200千円


<参考:4R推進交付金の概要>
区分
内容
事業主体・市町村等(広域連合、一部事務組合を含む)
・ごみ減量リサイクルに取り組む住民等(市町村等を通じた間接交付)
対象事業4R社会の実現に向けて取り組む事業であって、新たに実施又は取組を拡大するもの
(リサイクルの取組を実施する場合は、リサイクル以外の減量化の取組とセットで実施することを義務付け)
対象経費・新たな分別等に関する住民意識調査、収集運搬経費
・リサイクル技術等の検討調査経費
・施設及び設備導入経費  等
補助率等ソフト事業:1/2、ハード事業1/3
(限度額20,000千円。ただし、ソフト事業については、市町村:5,000千円、広域連合等:10,000千円)

4 背景、焼却灰リサイクルの見込み等

<背景等>
・ これまでリサイクル率30%を目標に掲げて取組を進めてきたが、近年伸び悩んでいる状況。
・ 一般廃棄物は、約7割が焼却処理されるが、焼却灰の多くは現在埋立処理されている。
⇒これを、セメント化等の資源化へ転換できれば、全国トップクラスの30%近くまで上昇することが期待される。

    

    
<参考>知事マニフェスト 
「まちを元気に」
 スマートハウスや水素社会への布石を打ち、トップクラスのリサイクル先進県へ
 (参考) 鳥取県:26.1%(全国4位)、全国1位 三重県:30.1%(H25年度実績)

<一般廃棄物焼却灰処理の今後の見込み>
現在
H27.4〜
H28.1〜
H28.4〜
中部埋立セメント化
西部溶融スラグ化
(エコスラグセンター)
セメント化
路盤材化
米子市溶融スラグ化(米子クリーンセンター)セメント化
中部地区は、最終処分場延命化のため、H27年4月からセメント原料としてリサイクル予定
  ⇒4R推進交付金の支援事業として当初予算に盛込済

西部地区(米子市除く)は、エコスラグセンターで溶融スラグ化しているが、同センターがH27年末で廃止されることが決定し、H28年からセメント原料又は路盤材にリサイクル予定
  ⇒ 今回補正要求

・ また、米子市も、クリーンセンターの溶融炉をH28年3月で停止し、H28年4月からセメント原料にリサイクル予定

※西部地区の溶融スラグのうち、製造段階で生じる不良品は埋立処分されており、それらを含む全量がセメント原料等のリサイクルへ転換される見込み。


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<政策目標>
・リサイクル率(H26目標値:30%)
・1人1日当たりごみ排出量(H26目標値:880g)

<取組状況>
・H26年度から食べきり協力店での食品ロス削減の取組やスーパー等での簡易包装推進など、ごみ減量化に向けた取組を実施。
・4R実践活動に取り組む民間団体を支援することで実践者が拡大(H23:517名→H24:1,467名→H25:1,960名)
・鳥取環境大学と連携し、家庭で生ごみを堆肥化する「とっとり流コンポスト」の取組を推進。
・地域の実情に応じた生ごみ、小型家電等のごみ減量リサイクルに取り組む市町村等を支援。
(例)鳥取市、米子市等(小型家電リサイクル)
  八頭町、湯梨浜町(生ごみ液肥化とフードリサイクル)
  
<達成度>
・一般廃棄物のリサイクル率:26.0%(H24年度)
       ⇒H26年度目標値:30%
・1人1日当たりのごみ排出量:977g(H24年度)
       ⇒H26年度目標値:880g

これまでの取組に対する評価

<自己分析>
・リサイクル率は着実に上昇している一方、近年、ごみ排出量が増加している。
・そのため、引き続きリサイクルの取組を拡大していくことに加え、ごみ減量化の取組を強化していく必要がある。
・また、4R実践活動の普及に当たっては、これまで見えにくかった実践効果をわかりやすく説明・発信していく必要がある。

<改善点>
・これまで取組が弱かったリフューズ、リデュース、リユースの取組として、食品ロス削減、簡易包装推進、リユース推進の取組を強化する。
・併せて、民間団体や市町村への財政支援の対象事業について、リサイクル以外のRに関する取組を含めて幅広い取組を促進する。
・4R実践活動による実践効果の見える化を図り、普及啓発に活用する。

工程表との関連

関連する政策内容

○一般廃棄物(ごみ)リサイクルの推進

関連する政策目標

・ごみの発生抑制につなげるリフューズ、リデュース、リユースの取組を強化する(食品ロス削減の取組展開、簡易包装等の定着に向けた取組、リユースモデル事業による持続可能なシステム検討 等)
・リサイクルの高度化と最終処分量の削減を推進する(小型家電リサイクルの全県拡大、焼却灰リサイクルによる最終処分量削減 等)


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
現計予算額 43,336 0 0 0 0 0 0 0 43,336
要求額 8,800 0 0 0 0 0 0 0 8,800

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 8,800 0 0 0 0 0 0 0 8,800
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0