事業概要
■船上一次加工技術開発試験
沖合底びき網漁船での鮮魚一次加工を想定し、殺菌冷海水及びシャーベットアイス(※)を活用した品質保持、衛生管理の徹底した一次加工技術の開発と超低温冷蔵庫による凍結・保管技術の開発を行う。
(※)シャーベットアイス
0.1mm程度の球状の氷が混ざった液体で、原液には海水や塩水を使用する。通常使用されいている冷却海水に比べ温度が−1〜−4℃と低く、氷粒子と魚介類の接触面積が大きいため、早く漁獲物を冷却することができる。氷は角が無く、みぞれ状になっているため魚体をやさしく包み込み、外部との接触が軽減され、損傷が抑えられる。
終了理由
一定の成果が得られたため事業を終了する。
境港及び賀露港でシャーベットアイス漬けおよび船上冷凍したハタハタを水揚げ開始。