1 事業概要
違法駐車対策を中心とした道路交通法の改正(平成16年6月公布、平成18年6月施行)により、車両の使用を管理する使用者の責任強化のため、放置違反金制度が導入された。
違法駐車取締りに投入できる警察力には限界があることから、治安の維持により多くの警察力を投入するため、放置車両確認標章の取り付けを民間委託する。
2 委託業務の内容
駐車監視員(2人)が鳥取警察署管内の活動地域(主に鳥取駅周辺市街地などの重点地域を中心)において、放置車両への放置車両確認標章の貼り付けなどの駐車監視活動を行う。
3 要求概要
放置車両確認事務委託に係る債務負担行為の設定
・委託期間 平成28年4月1日〜平成30年3月31日
・債務負担行為要求総額 委託料 14,696千円
年度割 28年度 7,348千円
29年度 7,348千円
<内訳>
人件費(駐車監視員2人、総括責任者1/4人)
事業費(車両借上料、燃料費など)
<財源>放置違反金
28年度見込 13,000千円>7,348千円
29年度見込 13,000千円>7,348千円
4 債務負担行為要求理由
(1)本委託契約は、平成22年度から指名競争入札を行い、同年度から2年間の契約としている。
(2)平成28年4月1日から委託業務を開始するに当たり、受託者が、人員・体制を確保するための期間を考慮し、平成27年度中に入札及び契約締結が必要である。
(3)入札参加条件
・鳥取県公安委員会の登録を受けた法人であること
(道路交通法第51条の8第1項)
・駐車監視員資格者を雇用していること
(道路交通法第51条の12第3項)
・鳥取県競争入札参加資格を有していること など
5.2年間契約とする理由
長期契約することにより安定的な業務及びコスト削減効果を期待できるが、当該業務は道路交通法の規定に基づき委託を行っており、同法は頻繁に改正され業務内容に変更が生じる可能性があることから長期間の契約は適さず、現状では2か年が適当と考えている。