1.事業概要
自動車の保管場所証明書を発行するために行う、自動車の保有者から申請のあった当該自動車の保管場所についての現地調査事務及び自動車保管場所システムへのデータ入力事務を民間委託する。
○現地調査事務委託 全警察署
○データ入力事務委託 鳥取・米子警察署
2.委託事業の内容
(1) 現地調査事務委託
委託対象: 全警察署
委託内容: 自動車保管場所証明申請書に記載されている保管場所が確保されているか等の現地確認を行う。(軽自動車は届出であり現地確認不要)
調査件数(見込): 35,000件(28度、29年度とも)
(2) データ入力事務委託
委託対象: 鳥取・米子警察署(登録件数が多いため)
委託内容: 自動車保管場所管理システムへのデータ入力とデータ重複有無の確認等(軽自動車+その他車両)
入力件数(見込):鳥取署 18,000件(28年度、29年度とも)
米子署 17,000件(28年度、29年度とも)
※自動車保管場所証明事務
警察署長が、自動車の保有者の申請により、当該申請に係る場所が、当該申請に係る自動車につき保管場所として確保されていることを証明するもの。また、市町村合併以前の鳥取市、米子市の区域に居住する者が、軽自動車の登録等の手続きをするときには保管場所の届出が必要。
※自動車保管場所管理システム
自動車の保有者から申請のあった当該自動車の保管場所が、二重登録となっていないかのチェック等審査の徹底を図るために導入されているシステム。システムへの入力項目は、車台番号・車名・自動車の大きさ・保管場所の位置・申請者等。保管場所標章の作成を併せて行う。
3.要求概要
自動車保管場所証明事務委託に係る債務負担行為の設定
・委託期間 平成28年4月1日〜平成30年3月31日
・債務負担行為要求総額 委託料 71,470千円
年度割 28年度 35,735千円
29年度 35,735千円
<積算>
・現地調査事務委託 855円×35,000件=29,925,000円
・データ入力事務委託 166円×35,000件= 5,810,000円
計 35,735,000円
<財源>
保管場所証明申請手数料(単年度分)
・2,100円×35,000件=73,500千円 > 35,735千円
※29年度は、28年度と同数を見込む
4.債務負担行為要求理由等
(1)本委託業務は、平成20年度より一般競争入札を行い、平成22年度から2年間の契約としている。
(2)平成28年4月1日から委託業務を開始するに当たり、受託者が、人員・体制を確保するための期間を考慮し、平成27年度中に入札及び契約締結する必要がある。
(3)入札参加条件
・鳥取県競争入札参加資格を有していること
5.2年間契約とする理由
長期契約することにより安定的な業務及びコスト削減効果を期待できるが、当該業務は自動車の保管場所の確保等に関する法律等の規定に基づき委託を行っており、同法の改正に伴い、業務内容に変更が生じる可能性があることから長期間の契約は適さず、現状では2か年が適当と考えている。