1 趣旨
「あいサポート運動」の狙いは、多くの人に障がいを理解していただくことである。
あいサポート運動については、現在、島根、広島、奈良、長野など全国に広がりつつあり、共通のマーク及び施策を全国に発信していくことで、わかりやすく、メッセージ性のある運動としての打ち出しが可能である。
このあいサポート運動を拡大、促進していくため、あいサポート大使を活用し、展開を図る。
2 事業概要
【あいサポート大使活用事業】 12,000千円
H27.2就任いただいたあいサポート大使を活用し、県内在住の障がい者と共同で絵本の作成やあいサポートイベントを実施し、県内外にあいサポート運動を発信していく。
(例)
(1)デジタル絵本の読み聞かせ&スイーツフェア1,700千円
H26年度に制作した「デジタル絵本」を活用し、あいサポート大使による読み聞かせイベント等を実施する。
○時期 H27.7〜8
○場所 鳥取県内文化ホール等
・内容 あいサポート大使によるデジタル絵本読み聞かせ、
トークショー、作業所によるスイーツフェア(販売)等
(2)障がい者とともに絵本等を作成・公表 10,300千円
デジタル絵本に続き、あいサポート広報ツールとして、あいサポート大使と障がい者が共同で絵本を作成。
制作段階から公開し、完成後は完成披露会等PRの場を設ける。
完成した絵本は、今後、あいサポートを全国発信するツールとして、デジタル絵本とともに活用していく。
○時期 H27.7〜H28.1
○場所 鳥取県内(複数回開催予定)
○内容
障がいについて、広く理解をいただくための絵本を県内障がい者及び家族の方々と制作。
・協力出版社の決定※全国発信が見込める大手出版社を想定
・あいサポート大使と県内障がい者及び家族の方々と共同で絵本の挿入画及びストーリーの決定、制作開始
・あいサポート大使来県により事業を実施
・制作開始記者会見等絵本制作発表を実施
・制作過程はすべて公開し、全国への情報発信を展開
・完成後、完成発表会を開催
○波及効果
知名度の高いあいサポート大使を活用し、障がい者等とともに絵本の制作過程から公開することで、鳥取県の取り組みを全国に情報発信するとともに、完成後は本ツールを活用した広報宣伝を実施する。(あいサポート大使本人による告知効果も見込むことができる)
本事業により、全国の障がい者団体及び個人、企業の方へ「あいサポート運動」の取り組みの周知を図り、「私も参加したい!」など他県でも実施したいという動きに繋げ、「あいサポート運動」の拡大を図る。
3 事業実施スケジュール(案)
時期 | あいサポート大使活用事業(案) |
H27.5 | ○県内高校での講演会(既定予算) |
夏頃 | ○首都圏での講演会(既定予算)
○デジタル絵本の読み聞かせ
○大使とのコラボ絵本制作開始及び発表
※協力出版社の決定及びストーリー、挿入絵画の作成開始 |
冬頃(12月頃) | ○絵本完成(※制作期間〜6ヶ月程度) |
H28.1頃 | ○絵本完成イベント(県内想定) |
H28.1〜 | ○情報発信を継続実施 |