1 背景・目的
早期医療介入により救命率を向上させるための手段として、ドクターヘリを活用した患者搬送は効果的であり、全国的にも多くの県でドクターヘリが導入されている。
本県は、関西広域連合に加盟して3府県ドクターヘリの運営に関わっており、また、島根県ドクターヘリの乗り入れも行われているが、本県独自のドクターヘリは未整備の状態である。
更なる救急医療体制の高度化を図るため、ドクターヘリ単独導入やドクターカーの運行地域拡大の有効性・必要性等について検討する。
2 事業内容
次の関係機関を交えて本県のドクターヘリ導入等に関する検討会を開催する。(3回程度)
<参集範囲(20名程度)>
・救急病院(鳥取大学医学部附属病院、鳥取県立中央病院、鳥取県立厚生病院、鳥取赤十字病院、山陰労災病院)
・鳥取県医師会、各地区医師会
・鳥取県看護協会
・各消防局
・市長会
・町村会
・住民代表
・HEM−Net(特定非営利活動法人救急ヘリ病院ネットワーク)
3 事業費:915千円
【内訳】
委員謝金:534千円
委員旅費:381千円
(参考)県内にドクターヘリを導入するとした場合の想定スケジュール
期間 | 事項 |
H27年 6月〜H27年 8月 | 救急医療高度化検討会 |
検討会で方向性確定後、速やかに基地病院に要請 | 医療スタッフ確保 |
H27年10月〜H27年11月 | 格納庫設置場所調査委託 |
H27年11月〜H28年 5月 | 〃 住民説明 |
H27年10月〜H28年 2月 | 格納庫等設計委託 |
H28年 3月〜H28年10月 | 格納庫等整備 |
H27年12月〜H29年 3月 | 運航委託(プロポーザル)・運航準備(機材準備等) |